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『渚にて 人類最後の日』
原題:ON THE BEACH
ネヴィル・シュート・著 佐藤龍雄・訳
創元SF文庫(小説)
4700個以上の核爆弾が炸裂し、人類が死滅する日が刻々と近づいている。
何をするか、どう生きるか。誰かに何かを残してやる必要もない。何かをやり遂げる意義もない。
自分が死んだあと自分の悪口を言う人間もいないから、人に嫌われることをしたっていい。
買い物をしたり、釣りをしたり、カーレースをしたり、畑を耕した
『スピリット・リング』
原題:THE SPIRIT RING
ロイス・マクマスター・ビジョルド・著
梶元靖子・訳
創元推理文庫(小説)
2023年12月15日読了。
物語終盤の展開に触れています。
15世紀末、北イタリアの小国が舞台のファンタジー。
魔術の才を持つ少女フィアメッタの恋と冒険の物語。
女であるがゆえに魔術師の父に跡継ぎとして認めてもらえなかったり、憧れる結婚も自分の意思だけではままならない。そんなフ
『夏への扉』【読書感想】
ロバート・A・ハインライン 著、福島正美 訳/ハヤカワ文庫SF(小説)
なんだか久しぶりな気がする読書感想文。
今は自分で選んだ本の他に、兄から借りたSFを色々読んでいるところ。
これは古典だからおさえとけ的なものを読んでいただけで、そんなには読んでいないらしい。
それぞれに「これはいまいち」とか「最初良かったけど後半普通」という書評も頂いて、若干読む気失せましたし、古いものの文章は読みづらくて
自分が出た【#私の最愛海外文学10選】
Xで「#私の最愛海外文学10選」というのがあるらしい。
noteで相互になってる方がやっていて、面白かったので自分もやってみることにした。
私はXやってないけど、エクスシストじゃないけど、いいのかな。
シリーズものは、中でもコレってものをひとつ選ぶべきかとも思ったけど、選んだり選ばなかったりになった。
いざ!
フランク・シェッツィング
『黒のトイフェル』
16世紀のドイツ・ケルンが舞台のミ