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9月に入っても出荷は続きます

9月に入ってからの出荷初日。
今月から出荷先の市場を少し減らしたのですが、出荷量は落ちてません。
消費需要はあるけど、供給側の漁師さんたちが出荷をやめてるようなので自ずと注文が集まってるようです。

みんなが出してない理由は少し前に書いたけど、夏頃の真牡蠣は弱りやすい時期だから出荷したくても難しいってことが大きな理由。
市場や飲食店さんに運ばれる途中でたくさん死滅したらやっぱり信用問題にも関わるから、どうしてもやめざるを得ないよね。

というわけで、競合がいない状態のうちは夏場にしては出荷量がある程度まとまっている感じです。

出荷のこともあるし、ここ何日かの台風やら波の影響とかも考えて、今日は冬場並みの水揚げもしてました。
(今日は朝から陸と海を何回も往復して、1日中牡蠣の水揚げしてたよ。)
まだ9月だよ?漁期じゃないよ???

今の時期の真牡蠣だと、北海道の厚岸産とか仙鳳趾産とかがよく出てるイメージ。北海道産は通年でみんながイメージする白い身のままでいるから、見た目が常に牡蠣っぽい。
北海道の牡蠣さんたちは、夏頃に身に卵を宿しても、本州に比べて海水温が低いために抱卵はしないのです。

抱卵しないってことはずっと白い身のままなので、この時期で人気(?)があるのは北海道産らしい。(本州の牡蠣さんたちは海水温が上がってくると抱卵するし、そのあとしばらくは透明な牡蠣になって水っぽくなるから見た目もちょっとあれなの)

あと、北海道ということでもうひとつ。

今日社長から聞いたのだけど、北海道のサロマ湖産の牡蠣の水揚げはスノーモービルで氷の上を渡って、わかさぎ釣りみたいに氷に大きな丸い穴を開けて水揚げ作業をするらしい。本当なのかな???
それ聞いてびっくりしたから、冬場に見てみたい欲が湧きました。本当にそういう作業やってるのか見てみたい。

実際のところは冬場になると漁期入ってて忙しいから行くの難しいんだけど、そういう他産地の作業とか視察で行けたらいいな〜〜って思いました。

【今日のまとめ】 

・ 夏場の真牡蠣は弱りやすいから出荷をやめてる漁師さんが多い
・ 牡蠣は抱卵すると透明で水っぽい感じになる
・ 夏は消費需要はあるけど供給源が減る
・ 北海道産は通年で身が白い
・ サロマ湖産はスノーモービルで水揚げ作業をする
・ 他産地の作業を見てみたいよ
・ 今日は牡蠣に興味ない人にはスルーされそうな話しか書いてない 

まとめてわかったけど、なんだか牡蠣のうんちくばっかりになったので、今日はここで書くのやめようと思います。


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