「ガラス越しに消えた夏」 鈴木雅之
夏。
思い出は今はぼんやりとしたものになっている。車の窓越しに見た景色のように。
ガラスの向こうには、あの日の風景が広がっている。窓を開ければ、いつでもたどり着けそうなくらいに。
でも、それは還らない。新しい世界に向かって走らせる。そして、窓を開ける。
ガラス越しに消えた夏は、新しい装いで、そこにある。
そんな夏の記憶。
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