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「これでいいのかな?」の時の灯台 ~せんのみなとのキャリアツーリズムアットホーム中間報告~

人生、長いようで短く、短いようで長い。

そんな道の中では「これでいいのかな?」
つい迷ったり足を止めたり、
自分の歩む道をもう一度考えることも
あるか、と思います。

私も、よくあります。過去にもありました。
特に、25歳の頃、新卒三年目の頃や、
30代後半から40代のあたり
では
よく迷い惑っていた。

はたから見れば順調、心の中では葛藤…。
はたから見れば危険極まりない、しかし
自身の心の中では迷いがない…。
その繰り返しのように思います。

これは100%本能、100%勇気ではなく、
「理性」や「思考」をも併せて生まれ持った
自由に動ける人間であれば、誰でも起こること。

「自ら火に飛び込む夏の虫」とは違う。
考え迷い惑うからこそ、人間…?

前置きが長くなり、すみません。

いま私は「自宅で受けられるキャリアツーリズム」、
『せんのみなと』の
高崎 澄香 さん、長嶺 将也 さんの
「キャリアツーリズムアットホーム」という
サービスを受けています。

STEP12のうち「STEP11」のオンライン面談
終わりましたので、その中間報告をしつつ
自分の中でも振り返ろう、という魂胆です。

STEP11では、最後のSTEP12に向けて、
自分の「自己紹介」をブラッシュアップ、
本当に自分をあらわす「言葉」なのか、

そういったことを長嶺さんとの対話の中から
探っていきました。

…この対話が、スゴかった!

自分だけではあわあわとした
つかみどころがなかったような状態から、
道筋のようなものを照らされた気がします。

真夜中の海、真っ暗な暗中模索の中で
灯台の明かりがぽっと灯るようなもの。
まさに「せんのみなと」というイメージでした。

その面談の様子を(一部分だけ)書いてみます。

私はこのSTEP11に先立ち、
STEP10で以下のような
自己紹介文(案)を書きました。
「趣味仲間」に向けて、という想定です。

(ここから引用)

『私は長編小説を書いています。
『人事屋シリーズ』『ミシェルとランプ』など
ユーモアのあるユニークな小説を
SNS上で公開しています。

その作品においては、
歴史的(時間的)な考えと
地理的(空間的)な考えを取り入れ、
少しでも世界を広げるきっかけになるような
作品を作っています。

これらの私の作品を読んだ方が、
それまで気付けなかった何かに気付き、
世界を広げ、自分の可能性に
気付いていけるといいなと思っています。

私は今までの経験で、誰かに強制され、
可能性が見えず、自分に合わないことを
無理に行って過ごすことが
厳しく苦しいことだと、
身をもって知っています。

そのため私は、主体的に舞台を選び、
広げていけるような人が増えていく、
その手伝いができるように、毎日、
SNS上で記事を書き、文章力を磨いています。

ぜひ、一度私の作品や記事をご覧いただき、
私とともにお互いを高め、視野を広げ、
自分の世界を広げていきませんか?』

(引用終わり)

それを踏まえて、長嶺さんに聞きました。

「この自己紹介文(案)を、自分の『中』で
練り直してみたい
のと、
この自己紹介を、自分の『外』に
出すとしたら、どこに向けて出すべきか

迷っているのが正直なところです」

長嶺さん、おもむろにPCを操作して、
何やら図を描いていく。
オンライン面談では「画面を共有する」機能で、
思考のための道具、思考を図化したものに
書き加える形で壁打ちをしたりする
のです。
(ホワイトボードに色々と
書き出しつつセッションするイメージ)

「一番、コアと思われるものは何ですか?」

「…『小説』でしょうか」

「もう少し、抽象度を上げてみましょう。
その小説を通していなおさんは、
どんなことを相手に届けたいのでしょうか?」

「…『地理や歴史を実用すること』です」

「それは、相手にどのように届けますか?
どう伝えていきたいのでしょうか?」

「どのように…? うーん、
地理、というのはそのまま地理、ではなくて、
『空間的な広がり』がある、と伝えたいです。
同様に歴史ならば『時間的な広がり』
伝え方としては、言葉や文字、資料などを
通して伝えたい、ですかね」

「なるほど、ではもう一段階、
抽象度を上げてみましょう。


その『地理や歴史を実用すること』とは、
いわゆる、ただの地理や歴史を伝える、
ということではなさそうですね。
『ツール』や『手段』。
では、そのツールを使って、いなおさんは
相手に何をもたらしたいのでしょうか?」

「もう少し、抽象度を広げる…?
そうですね、世界を広げる、でしょうか。
『目の前の人の世界を広げる』
人生の幅を広げる、それをもたらしたいかな、と」

…この対話のニュアンスは伝わるでしょうか?

このやり取りを通して、
長嶺さんは「小説」というコアの部分から、
どんどん私の思考を広げて、
自分から言葉を紡げるように、誘導してくださった。


後から、このように書き言葉にしていくと
「最初からそこにたどり着かなかったの?」と
思われるかもしれませんが、

これ、意外と「自分だけで」考えるのは
難しいこと
なんです。言葉に囚われているから。
どうも私は「地理」「歴史」という言葉に
『こだわり過ぎていた』ようなんです。

しかし、よくよく考えてみれば、
他の誰かが「地理」や「歴史」
という言葉を聞いた時に、
真っ先に想起するのは「学校の授業」でしょう。

そんなに地理や歴史に詳しくない方にとっては、
「空間的な広がり」「時間的な広がり」
「世界を広げる」などの言葉は、
地理や歴史という言葉からは「出てこない」…?!

これは「私にとっては」新鮮な驚きだった。
そう、私は地理や歴史に比較的詳しいが「ゆえに」
他の人の心中までは想像しきれていなかった。
自分の心の中で結びついていることが、
すぐに相手の心の中で結びつく、とは限らない…?

「…人はどうしても
ファーストインプレッションに引きずられます。
いなおさんが本当に伝えたいことを表現するには、
あえて「地理や歴史」という言葉を使い過ぎず
『目の前の人の世界を広げる』という
本当の狙いを言葉に出したほうがいいかも。

その方法として『空間や時間を広げる』とする。

では、なぜ、目の前の人の世界を
いなおさんは広げたいのでしょうか?」…

この後も、どんどん質問が重ねられ、
想いへの解像度が高まっていきました。
※画像はSTEP11の時にとったメモです↓

その結果はSTEP12の「自己紹介ツール作成」にて
あらわしてみたい、と思います。
次回の報告にも、乞うご期待!

最後に、まとめましょう。

本記事では、STEP11の
オンライン面談の報告(の一部)、
長嶺さんとの対話を振り返りました。
そのさまはさながら
「闇夜で迷う船を照らす灯台の明かり」
であったことを、改めて書いておきます。

読者の皆様はいかがでしょうか?

「これでいいのかな」と迷い惑った時、
明かりが見えるような対話を持てていますか?

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