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1920年代の超大型映画館 Movie Palaceの世界 その①【Alhambra Theatre】
この写真はどちらも、カルフォルニアはサンフランシスコのAlhambra Theatre。 上は1992年に撮られた杉本博司の有名な”シアター”シリーズの1枚で、下の写真は2013年に撮られたもの。
なんと、1997年に閉館後、ジムになっていたのだ!
しかし、装飾はほぼそのまま、、中央には元より小さくなっているがスクリーンがあり、なんと映画も上映している?笑
元々このAlhambra Thea
『FLEE フリー』とアニメーション ドキュメンタリーの世界【レビュー,感想,解説,批評】
『FLEE』概要ストーリー(公式サイトより)
アフガニスタンで生まれ育ったアミンは、幼い頃、父が当局に連行されたまま戻らず、残った家族とともに命がけで祖国を脱出した。
やがて家族とも離れ離れになり、数年後たった一人でデンマークへと亡命した彼は、30代半ばとなり研究者として成功を収め、恋人の男性と結婚を果たそうとしていた。
だが、彼には恋人にも話していない、20年以上も抱え続けていた秘密があった。あ
『オフィサー・アンド・スパイ』当時の新聞イラストでドレフュス事件を振り返る
映画トレーラー / 基本情報原題は『D』、フランスでのタイトルは『J'accuse』(私は告発する)であり、事件当時エミール・ゾラが新聞に掲載した意見書と同様のタイトル。
第76回ヴェネチア国際映画祭でプレミア上映され、審査員大賞を受賞している。
監督 : ロマン・ポランスキー
脚本 : ロバート・ハリス / ロマン・ポランスキー
製作 : アラン・ゴールドマン
ピカール : ジャン・デュジ
トップガン マーヴェリック -原映画的な〈動き〉の感動と, 狂人トム・クルーズの面白さ-
感想、短評満を持して、公開された次世代航空機映画。
観た感想としては、まず前作『トップガン』と同じ過ぎて驚いたのと、映画の原初的な”動き”に関する感動を物凄く与えてくれる作品であったという事。
鑑賞直後の感想はこちら ↓
前作と殆ど同じ?
まず、【前作と同じ】という点については、特に説明する必要もないと思われる。
”あの”オープニングや、バーのシーン、ビーチでのスポーツ、恋人とのロマン
『 ベネデッタ 』ポール・バーホーベン インタビュー① NNFF59 Benedetta Interview | Paul Verhoeven
昨年末にBenedettaを見まして、バーホーベンの変わらぬ切れ味に感動しました。最近はこの作品についてもっと知りたいと思い、色々と情報を漁っている所です。最終的には論考/批評をきちんと書きたいと思っているのですが、その過程で作成したものなどを、頑張らない程度に共有していきたいと思います
『ベネデッタ』映画紹介まず、本作がどういう映画か簡単に紹介します。
17世紀の修道院で起きたスキャンダルに