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ほっかいどう暮らし185 函館市 ステーキピラフ

6月10日より開催されている「函館競馬」も今度の日曜日が最終日。

毎年最終日には重賞レース(『函館記念(GⅢ)』)が行われたり、様々なイベントが催されることもあって函館競馬場は多くの人で賑わうのだそうです。

その前日の土曜日の夜、ご近所の飲み友達のコーイチさん(50代初め)とゆういちさん(40代後半)と僕、それとうちの妻の4人でお酒を飲んでいた時のこと。

競馬好きのコーイチさんが

「明日は函館競馬の最終日だな

と誘ってくる。

簡単に言っていますが、函館までは車で片道4時間以上かかります。行きは朝早く出発するとしても、メインレースが終わってから帰るとなると家に帰り着くのはかなり遅い時間になりそう...。

僕もゆういちさんも答えを渋っていると、コーイチさん

「明日は函館競馬場に『長澤まさみ』が来る」

と言ったら

僕も長澤まさみさんを生で見たい気はするのですが、競馬にはそんなに興味もありませんし人混みは苦手な方...。

まぁ、今回は行かなくてもいいかと思っていたら

コーイチさん 「そう言えば、去年函館を旅行した時に飲んだ『地酒』がうまかった。競馬を見ないなら、酒蔵に行って函館の地酒を買ってきてよ」

と、ずいぶん勝手なことを言う。しかしそれを聞いたうちの妻が

「函館の地酒、飲んでみたい

と言うことで函館行きが決定...。

翌朝、早い時間に3人で出発。

相変わらずどうでもいいような話をしながら4時間半、無事函館市に到着しました。

まずは函館競馬場近くでおじさん2人を降ろしたのですが、とにかく競馬場付近は大渋滞っ!

(翌日のネットニュースを見たら、『長澤まさみ効果で、入場者数は前年比160%超』と書いてありました)

その後、身軽になった僕がまず向かいましたのは

立待岬

以前はよくサスペンスドラマなどのロケが行われた場所です。せっかく一人なので、誰にはばかる事なく

一度やってみたかった(笑)

その次に向かいましたのは、末広町にあります

北海道坂本龍馬記念館

中学生の頃、司馬遼太郎さんの『竜馬がゆく』を読んで以来、僕の心のヒーローなのです。

館内でひとしきり龍馬への思いを馳せた後、続いて向かいましたのは函館公園の隣に建っている

坂本龍馬像

こういう所に来ると、どうしてもやりたくなるのは

同じポーズで写真を撮る(喜)

そんな感じで楽しんでいると、お昼の時間が近くなっていました。

「何を食べようか」と考えていたら、先日雑誌で紹介されていたお店を思い出し、やって来ましたのは

「函館ソウルフード 元祖ステピ」のお店 

ジョリージェリーフィッシュ さん

僕が函館に住んでいた頃(と言っても20年以上前ですが)には、「ステーキピラフ(ステピ)」など聞いたことも無かったのですが、今ではマスコミにもよく取り上げられる函館を代表する「ご当地グルメ」の一つになっているそうです。

アウトドアショップが併設されたオシャレな店内に入り

テーブル席でメニューのタブレットを見ながら

やはりここは「ビーフステーキピラフ」を注文。JAF特典を利用して無料の玉子トッピングもお願いしました。

午後からの行先と、妻に頼まれた函館の酒蔵について調べながら待つこと約20分、やってまいりました

ビーフステーキピラフ

ステーキはちょどよい焼き具合。柔らかくて肉の旨みが広がります

地元素材にこだわったバターピラフもうまいっ!

「創業当時から受け継いだ」と言うオリジナルソースがとにかく美味しい。醤油ベースのソースに地元の「トラピストバター」がたっぷり使われているのだとか。ちょっと濃い目の味なので、トッピングした玉子にもとても合うっ!

ごちそうさまでした。函館のソウルフード、堪能いたしました。

食後はベイエリアに戻り

買い物や散策をして観光気分を味わいました。

金森倉庫群にはたくさんのお店が入っており、函館土産の他にも実に様々なものが売られているのですが


しばらく自問自答の末、購入を断念しました。

その後、妻に頼まれた地酒を買うべく酒蔵を目指しました。

まずやってきましたのは、亀尾町にあります

五稜乃蔵 さん

こちらで函館の地酒『五稜』の、割とお手頃な価格のものを購入。

続いて向かいましたのは、そこから札幌方面へ30ほど戻り隣町七飯町にあります

箱館醸造 さん

こちらでは『郷宝』の蔵限定のお酒を購入しました。

その後休憩がてら七飯町の道の駅に寄ったところで、時間は午後4時になるところ。

「これから帰っても、家に着くのは8時過ぎか。急がないと」なんて考えていたら、おじさん達から

「メインレースが終わったけど

と電話が入る。

「あぁ、そう言えばおじさん達と一緒だったっけ。でももう七飯町まで戻ってきちゃったからなぁ、めんどくさいなぁ」と心の中でつぶやいたつもりが、ついつい

「あ〜、忘れてたわ」

と口走ってしまう...。

するとおじさん達

「はぁぁ?忘れてたってどういうことよっ!!」

「おいおいっ!ボケてんのかっ?!」

確かに忘れた僕が悪いのだけれど、ちょっとカチンときて

僕 「なんだい?その言い方は。『迎えに来てください、お願いします』じゃないのかい?」

と言ってやったら、おじさん達

「いいからっ!

仕方がないので戻って迎えに行くと、競馬場から少し離れた道路脇に佇むおじさん2人を発見。どうやらブリブリ怒っている様子...。

そこで、車に乗り込んできたおじさん達に僕がかけた言葉は

「まぁまぁおじさん達、よくある事さっ

あ、あれ?僕が言うセリフじゃなかったかっ?!

おしまい

火に油を注いでしまいました...。



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