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noteを続ければ何かが変わる?~書くのがしんどい~【リーディング・ハイVol.25】

人間は自分のしたことに意味づけして
生きている。

昔、誰かが言ってた。
そんな言葉が耳にこびり付いていた
ある日。1年以上前のこと。

「これを続けて意味があるのかよ」

週末の深夜に私は自宅のノートPCの前
でつぶやいていた。

noteを始めて少し時間が経っていた。

天狼院書店さんのライティングの
ゼミに通い続けていたものの、
自分自身のスキルアップを
実感することはなく、
惰性的に書き続けていることに
気づいてしまった。

ただ自分は何でこんな状態でも
無理くり書き続けよう
としているのだろう。

でもいつか書くことが嫌いになって
止めてしまうのではないか。
もちろん私はライティングで
生計を立てているわけではないから
投げ出しても何ら問題はない。

それでも止めてしまったら、
かけがえのないなにかを失ってしまうかも
しれない気がしていた。

その根拠はないけれど。
そんなときに、
本屋で手に取ったのがこちら。

結果的に今でも2,000字以上の記事を
200以上、ビジネス書2冊分の
コンテンツを
自分なりに自己研鑽しながら
リリースできているのは
この本のおかげといっていい。

今日はこの本で、リーディング•ハイを
探っていきたい。

リーディング・ハイとは



「リーディング・ハイ」とは、
「ランナーズ・ハイ」を
ヒントにした造語です。

長時間走りつづけることにより、
ランナーが多幸感や高揚感を覚えるように、
読書を継続して、ポジティブな感情や
成長につながる実感を得ている状態

いいます。

そんな実感をnoteでご紹介する企画。

では引用からコメントを
記載していきます。
ではいってみましょう。

【引用その1】自分が発信する意味

情報やコンテンツ自体はすでにありふれています。「まったく新しいもの」を発信する事は相当難しい。そういう時代においては「何を言ったか」よりも「誰が言ったか」が重要になってきます。つまり、唯一無二の存在である「あなた」を通して発信することに意味がある。「どういうフィルターを通ったか?「「どういう人が伝えたか?」「情報に対してあなたがどう感じたか?」、そこが重要なのです。

この言葉でどれくらい救われたかわからない。

真面目に生きているとわかることがある。 
ありきたりの人生を歩んできた凡人であることを残酷なまでに自覚させられる。

そんな自分にまっさらで、
斬新な情報を生み出す事は
困難であることこの上ない。
このあたりまえのことを気づかせてくれた。

ただ自分が「唯一無二」と思った時に、
何を感じたのか、自分にしかないフィルターが
あるのではないか
と思い始めた。

例えば、自分は高校卒業後3年間
フリーターを経験してから
4年制大学に入学している。

フリーターの経験がある方はそれなりに
いらっしゃると思うが、いわば3浪と
同じ扱いで社会で自分の居場所を見つけて
歯を食いしばれてる人は少数派だろう。

もし今の時代、少子化によって
入りやすくなっている大学さえも
目の前で挫折し、苦しんでいる学生がいたら。

その彼、彼女に向けて私の挫折の日々を
書いた文章を綴ったら。
一般論よりも少しは響くコンテンツになる。

そんな小さな確信が書き続ける
自分の背中を押してくれているのです。

【引用その2】「思います」を削れ

よく見るのが、「私は〜だと思います」という文です。「私は」は、あえて言わなくてもわかる場合が大半です。本の原稿の整理をしていると、「思います」がやたら多い著書の方もいます。そもそも「思っている」から書くのです。よって、わざわざ「思います」と書かなくてもいいでしょう。

この本では文章を書き続けていくうえでの
テクニックもたくさん記載してある。

たった1,500円(税抜き)でここまで
学べていいのかと恐縮してしまうほどだ。

さてこの引用は私の悪いクセを指摘
頂いているのだ。

「思います」と書くのは自信がない証拠。
もう少し断定的に書いたほうが読者は
安心するのではないだろうか。

ちょっと調べればわかる話をこのマジック
ワードでいとも簡単に逃げたフリをして
いるだけなのだ。

文末表現から考えても、「思います」を
連発してはわかりにくいのではないだろうか。

【引用その3】書くことで誰かが前に進めるなら

大げさですが「これを書くことで人類を一歩前に進めるのだ」と思う事です。「これを書いてみんなに伝えることで、世界を0.01ミリでもレベルアップさせるんだ」と思う。そんな使命感を持って書くと、結果的にうまくいきます。大切なのは、変に見返りを期待せず、ギブを続けることです。

この本で1番しびれた箇所である。

自分のような凡人サラリーマンの
文章で人類が一歩前に進める。


これはたしかに「拡大解釈」すれば
起こりうること。

たとえば、オススメのサウナ施設を
全力でレコメンドする記事を書いたとする。

もしたまたま、仕事の人間関係に悩んで
モヤモヤした気持ちを抱くサラリーマン
が読んでくれたら。

その結果、その読者がその記事で紹介
したサウナ施設を訪れ、リフレッシュして
また明日も頑張ろうと思えたら。

もちろん定量的に効果が測れるものでは
ないが、0.00000001ミリでも進めたと
僕はうぬぼれたい。

だから書き続けられるのかもしれない。

本日のリーディング・ハイ

自分のような素人ライターでも、
「スキ」を頂ける人がいる。
「フォロー」してくださる人がいる。
「コメント」を頂ける人がいる。

そんな自分の文章を読んで頂ける方への
感謝を忘れずに、自分も書き続けることで
成長していきたい。

※あえて「思います」は使いません。

最後にお知らせ


今回のリーディング・ハイは
いかがだったでしょうか。

少しでも参考になった方は、
スキ、フォロー、コメントお待ちしています。

またリーディング・ハイで取り上げた本は、
私が参加しているコミュニティのビジョナリー読書クラブの読書会にて発表しています。

「ビジョナリー読書会」とは、本というツールを使ったコミュニケーションを通じて思考を深め、視野を広め視座を変え、気づきから行動に繋げるための読書会のこと。

私は、読書のアウトプットの場として、
活用させて頂いています。
本を読みっぱなしにしている方は、
ぜひ一度ご参加ください。お待ちしております。

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