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インフルエンザ(コロナ)の対処法2024

1週間ほど前からの空咳だけだったものは、15日になって突然発熱した。
その発熱の仕方が急激だったので、インフルエンザだった。

ホメオパシーでは検査をしなくても傾向だけを見れば、
「インフルエンザ」か「コロナ」か「普通の風邪」かがわかる。
それによって処方するレメディーも変わる。
しかし、日本では、まだホメオパシーはそこまでポピュラーではないので、
病院に行って検査をすると言うことになった。
会社に所属して いる以上、検査の結果が確実に必要になると言うわけだ。

検査の結果は陽性だった。
予想通りの結果だった。そしていくつかの薬を処方された。

この場合私はその処方(一般薬)を1度は飲んでみることをお勧めしている。
「流行病は、常に急性で、非常に劇的に、悪化する。」
そんなこと、を我慢できる人はいない。
大怪我をして放置しておくようなものだ。
皮膚が避けた傷ができた場合、縫い合わせるのは当然だからだ。
それと同じことが急性病には言える。

ホメオパシーをしていても、現代医学の薬を使って一時的にしのぐ
ということはやって良いと考える。

そんなわけで、次男は私が迎えにいくまでの間、処方された薬を飲んでみていた。
一体これは何なんだ??といぶかしげに見ているが、それどころではない(facetime)
熱は41度に達しようとしていた。

(次男はホメオパシーだけで一般薬を飲んだことがない)

さっきまで何にもなかったのに、寒気がしたと思ったら
急に1度2度3度・・・と、どんどん上がっていったのだ。

39度台のときにはまだ話すこともできてなんとなく判断もできていた。
急に熱が出てきた感じがする。
熱が37度38度39度になってきたと話していた。

ところが40度近くになってきたときには少しろれつが回らなくなって
おかしなことになってきた。
電話越しにこちらも危ないと思ったので、動かずにそのままいるように言った。

3時間位後に迎えに行くと、すでに話す事は難しくなっていた。
何か言っているが、何を言っているのかわからない。
熱を計ると40.5度位あった。

40度越えが3時間位続いていたことになる。
唇は乾いて顔は真っ赤で全身熱くなっていた。
自分で動くことができないので、水を飲むことなどできないでいた様子。

私が最初にした事は、まずホットタオルで顔を拭くこと。
意識があることを確かめて、水分を取らせること。動けないのでストローを刺して口元に持っていって、飲んで!!と言う。
なかなか吸い込まないのでこんな時には「すいのみ」があると良い。

何度も繰り返して水分を取らせた。

ある程度水分が取れたら、口がきけるようになったので、ゆっくりと動いてみる。
後はすべて私が準備をして車に乗せて連れて帰ってきた。

車の中では、意識が朦朧としていて、ほとんど会話にならない。
レメディーも飲んで、やれる事はやったので、車の中では40分間ぐらい ふわふわと寝ている感じだった

家に着く頃には少し熱が下がって39度台になった。
座ることができたので、すぐに水分をたくさんとらせてお粥を食べさせた。
水分と塩分の補給。部屋を加湿して温めた。
*昆布茶・白がゆ➕塩、水、白湯、ヤクルト、お茶、リンゴジュース、オロナミンC

電気毛布を敷いて、布団を作った。
水枕を当てた。
頭を少し上げて高くして、 咳き込まないように工夫した。
横向きで寝るように言った。
抱き枕をだかせて、足や腰が痛くならないようにした。


通常薄着で寝ている子だが、今回は綿の肌着を下に着せて、
汗をかいても吸い取るようにした。
結局のところ汗は翌日の昼まで出なかったので、
熱もその時間まで引く事はなかった。


りんごジュースを何度か飲ませたり、水やお茶を口元まで持っていって飲ませた。
こうしないと本人が起き上がって、自分で手に取って飲むということはできない状態だった。

ホットタオルで顔は何度か拭いて保湿して、唇の保湿などもした。

翌日の夕方(本日)には熱が下がったので、 塩分強めの食事をとって、
シャワーを簡単に浴びてもらって、
ドライヤーできれいに髪を乾かしもう一度寝る。

部屋の加湿器は充分にして、布団は全て消毒して、シーツなどは変えてしまう。

以上のような状態で、今のところは峠を越えた感じがする。
ホメオパシーで治療している人は、急性病に関しては耐性がある。
病院の医師にはカロナールという解熱剤を処方されていたが、
それは飲みたくないと言った。

原理的にカロナールで下げると、その薬が効かなくなるとまた上がって、
体が余計にしんどくなるからだ。
彼はそのことを知っていて、この熱はまだ耐えられるから飲まないと言う
選択をした。

もちろんやばくなったら飲む気でいるし、
母親である私がずっと横でセルフケアしているわけだから、
このような選択ができるわけだ。
体がどの程度まで行くと、それ以上は耐えられないかと言う事は、
今までの様々な病気や怪我の時に自分自身で体験しているのだろう。

汗が出れば、熱が引くのになぁとか、もうすぐ汗が出るぞとか、もうすぐ出るぞ(排便)などと自分のことを話している(けっこうおもしろい)


意外とこういったことがわからない人が多い。
辛いのがどこまで耐えれるかわからないのに、
辛いのは嫌だと先に薬を飲んでしまうのだ。
自分のことを知らない事はマイナスにしかならない。

ぜひ耐えられるだけ耐えて、自分のことを知っておいて欲しい。
そして少しの不調の時にホメオパシーを使って、自分を知るように努めてほしい。

現代医学のお薬とホメオパシーのお薬を同時に飲んでも良いのかと言う質問はよく聞く。
答えは同時に飲んでも良い。
この2つが、合わさって何らか 悪い作用が起きる事は無い。
なぜなら、ホメオパシーの薬には成分が入っていないからだ。
病院で処方された薬は時間や回数が決められている。
ホメオパシーの薬(レメディー)は、必要に応じた回数飲めるので、時間制限などは無い。
急性病の場合、この両方を上手に使うのが現代のあり方だろう。

今回も病院のお薬を飲んでから明らかに咳の回数が減った。
今後見ていく事は、この熱が完全に引いてから咳が出ないかと言うことだ。
これで咳が出なければ、現代医学もホメオパシーも大したものだと言える。

どちらが効いて治ったかわからないのではないかと言うこともよく聞く。
答えは簡単。
治るなら、何を使っても良いのだ!

病気の人からすれば、何であっても治りさえすれば良いのである。
何で治ったかということにこだわっている人は病気の人ではない。


では、ホメオパシーが完全に役目を果たしているのはどこでわかるか?
やる事はやるけれども、時間を短くすると言う方法をとっているので、一時的な悪化が激しい。こういうと恐ろしい気がするかもしれないが、この一時的と言うのは本人が気がつかない程度の悪化時間である。
急性=短い時間>>の中の短い悪化=わからない

何度も言うが、急性病の場合と慢性病の場合では、治療の方法は全く違う。
今日書いたのは流行病であり、急性病の話である。

慢性病に関しては、また別の時に話すこととします😊

今多くの人が空咳をしていたり、インフルエンザやコロナの判定を受けている人がいます。
どの人も皆対処方法は同じです。
本人が耐えられなかったら救急車を呼ぶことを躊躇しないこと。
自分でできることとできないことをはっきりしてできない事は人に任せましょう。

限界まで我慢すると、救急車を呼ぶ力さえなくなります。
こうなるとその後にはだけが待っています。

インフルエンザやコロナで亡くなる人がいなくなりますように。

それからもう一つ、私の知り合いの消防士マサより。
タクシー代わりに救急車を呼んだり、
大した事ないのに救急車を呼ぶ人が多すぎる!!
本当に必要な人のところに僕たちは行きたい!!!!


ではまた🖐️



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