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母や妻に、多くを求めすぎなのでは?

「お母さんの笑顔が大事」
「お母さんがしっかりしないと」

…お母さん、お母さん、お母さん、お母さん!!

「お母さん」をしていると「この国のお父さんは、一体どこへ行ったの?」と感じることが多々あります。

けれど今回、似たような形で「妻」に多くを問われるツイートを目にしたんですよね。バズっていたので目にした方も多いのかもしれません。

今日は、女性に多くを求めすぎではないかという話です。

妻の働き控え

テレビ朝日系列の「モーニングショー」より鳥羽慎一さんのツイートを紹介します。

ツイートは長いリンクツリーにして説明がなされてました。内容は「出産」や「育児」で妻が「働き控え」をすることに対して。それによって、受け取れるお金はあるものの長い目で見ると「生涯にわたり大きな利益損失が出ます」という内容でした。

最後の方で、以下の文章も綴られていました。

「妻が『働き控え』をしたことで、夫が受けられる優遇はトータルで670 万円しかない。目先の利益はすごく大きく見えるけれども、生涯にわたって多くのお金を放棄していることがわかる。これは若い人にほど伝えたいメッセージ」と話しています。

ツイートリンクの中にあった、以下の図も引用させていただきます。

「妻は働いた方がいいんだよね、うんうん」と私も思います。

妻!妻!妻!

これらのツイートを見て私が思ったのは妻ばかりだよね、ということです。

「妻の就業パターンによって…」
「妻の働き方が…」
「妻が働き控えをすることで…」

妻だって「出産後も仕事に専念したい」「サポート役という形で育児に携われるのならば、働きたい」という人は多いのだと思うんですよね。

けれど、妻がフルタイムで働けないのには訳がある。その仕組みは、家族だけで「育児」をなんとかする体制にあるんですよね。

素朴な私の疑問を書き綴っておくと、こんな感じです。
・行政や自治体は、未就園児の延長保育も病児保育も枠を増やすの?
・就学児童に至っての学童保育も枠を増やすの?
・今現在、妻が時短勤務や就業を諦めることでまかり通っている子どもたちの「習い事」や「部活」などのサポート誰が面倒を見るの?

「習い事」や「部活」に至っては、妻たちが働くことを諦めることで、なんとか子ども達がやりたいことをできている家庭も多いと思うんです。これからは、それらを理解した上で「教育格差」の問題に政府は向き合ってくれるのでしょうか。

変わるべきは…

ねぇ、変わるべきは「妻」なのかな…という私からの素朴な疑問でした。皆さんは、どう考えますか?

今日は、ここまで。

いただいたサポートは、我が家の自閉症児2人のおやつか私の一息の休憩代に使わせてください。私もいつか、ひとり親や障害児育児にサポートできる側に回りたいです。