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公園で、小2兄を追い続ける年中の娘が、笑顔になったとき。年長者を模倣することを、大人が遮らない。

ようやく横浜は、秋めいてまいりました🍂

昼間は、外に出て歩き始めると、どこまでも歩き続けられそう。
空気が清々しくて、空は青く澄んで、本当に気持ちがいい日が続いています。

気持ち良い季節は長続きせず、すーぐ寒くなるんですよね〜。
この時期を存分に楽しもうっと。

お兄ちゃんが離れていく寂しさを噛みしめる、娘


さて、暑さが和らぎ、ようやく子供達と公園でに遊びに行けるようになりました。

小2お兄ちゃんは最近はお友達と約束して、習い事がない日はほぼ毎日近くの広めの公園で遊んでいます。
遊んでくれるお友達がいることに、本当に感謝です。じゃないと毎日私が連れて行って、あの体力を使わせてあげることは、100% 無理なので。

すると時々、時間を持て余してしまうのが、年中の娘

今までは、お兄ちゃんと一緒に遊ぶことばかり。
特に夏休みは、お友達よりもお兄ちゃんとセットで出かけることが多かった。

その記憶が新しいであろう娘にとって、お兄ちゃんが一人で公園に出かけてしまうことに、どこか思うところがあるのだと思います。

私は3人姉弟の一番上なので、あまりそういう経験はないですが、実は5歳上の従姉妹も一緒に住んでいて、振り返れば従姉妹と一緒に遊べなくなってくる寂しさを、幼心に感じていたような気もします。

娘も、一人で出かけて行ってしまうお兄ちゃんを見て、そういった気持ちになっているのかなあ、もしかして。



今日はまさにそんな感じでお兄ちゃんが学校から帰ってきて、すぐ友達と遊ぶ公園で遊ぶと言ってすぐ出て行きました。

今日は幼稚園が早帰りですでに家にいた娘は、すぐ「私も行く!」と、言い出しました。
しかし、私自身の出かける準備ができていなかったこと、娘がおやつを食べていなかったこと、何よりあまり早く行っても疲れすぎてしまうだろうと思ったこともあり、少し時間を置いて出かけることにしました。

そして後から公園に追いつきましたが、お兄ちゃんの方は5人ぐらいのお友達と合流して、すでに小学生のノリ。

最初は娘も自分の幼稚園の友達がいたので、そちらと遊んでいたのですが、その子達が帰ってしまうと、お兄ちゃんたちが遊んでいるほうへ歩み寄りり、座り込み、じっと見つめる。

自分から遊ぼうとは言わないけれど、ただ、ずっと彼らを見つめている。

その雰囲気にしびれを切らした私は、娘に声をかけ、別の場所で遊び始めました。

遊び始めると、また自分で遊びを見つけて楽しそうにしていました。


娘、ついにお兄ちゃんたちの輪に入り・・・


そうやって娘が一人で遊ぶの楽しんでしばらくして、今度はその娘が遊んでいた場所にお兄ちゃんたちがやってきました。さっきよりはだいぶ人数が減って、お兄ちゃんを含めて3人。

それでまた娘はすると、また娘はにじりにじりとお兄ちゃんたちに寄っていき、一緒にブランコをやりはじめる。
その際も、ブランコを漕ぎながら、しばらくはお兄ちゃんたちの方を、じっと見つめていました。

見つめる娘。

またしばらくして、今度は、お兄ちゃんたちが鬼ごっこを始めました。
走っていくお兄ちゃんたちの後を、さり気なくついていく娘。

するとお兄ちゃんが、娘に向かって、

「一緒にやる?!」

と、声をかけてくれました。

娘は、あっという間にその輪の中に入っていき、もう思いっきり駆け出す。
その嬉しそうな様子ったら。満面の笑み、大きな笑い声。


私の自己満で、娘の『学び』を、遮るところだった


その姿を見て、昨日の幼稚園の先生が話してくださった『模倣』を思い出しました。

子供達にとって模倣は一つの学びであり、年長者の模倣をしていくことで、新しい体の動きや言葉、様々なことを吸収していくそうです。

そう考えると、今日の公園で、娘がお兄ちゃん達の背中をずっと追いかけていたのは、その模倣の一つであり、彼女の学びの一つだったんだ、と。

私が娘の気分を逸らして1人で遊ばせてしまったけど、そうではなくて、娘の気持ちや行動を待って良かったんだ、と後から反省しました。
さらには、息子の娘への声かけがなければ、娘の学びを私が遮って終わってしまっていたんだ、ということも。


私が娘の行動を待てなかった要因の一つに、私が『自分だったら』と考えすぎていたと思いました。
もし今の娘の立場に自分がいたら、輪の中に入ろうと思われることが恥ずかしいとか、うまく入れなかったらもっと恥ずかしいとか、思うかなって考えたんです。
でもそんなの娘には関係ない。だって。娘は娘で私は私だから。
私の勝手な妄想と不安で、娘の行動を制限してしまったんだなと。子供のためと思ってやっていた行動は、実は自分のためにやっていたのかもしれないと痛感しました。あいたたた〜。


あの、お兄ちゃん達の輪の中に入った時の嬉しそうな表情、声色。

しっかり脳裏に刻みこんで、同じことはしないぞ。私。

一番右が、娘。



では、今日はこの辺で。

最後までお読みいただきありがとうございました!



hona


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