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「たったひとつの正解」より、大切なもの。小3息子の宿題。

皆様こんばんは!
子どもとの関わりを大切にしたい、ミドサー主婦honaです(*^^*)

この度は、honaのnoteにお越しいただき、
誠にありがとうございますm(_ _)m



昨日は、小3になった息子が変わってきたことについて残しました。

今日の話も、そんな息子について。



息子が、困っていることを、教えてくれた


先日、

「国語の宿題、わかんない」

と、言ってきました。

まずは、このことでも少し、彼の変化・成長を感じました。

というのも、これまで「宿題がわからない」と息子から発信することも、あまりなかったから。
そう言ってくること自体が、彼にとって変化である、と思います。

少しずつですが、宿題をやってから学校に行きたいという、意欲みたいなものが芽生えているのかな、
もしくは、自分が困っていることを少しずつ言語化できるようになっているのかな、と観察しています。


さ、そんなことはさておき。

せっかく、困っていることを伝えてくれたので、

じゃあ一緒にやろう!

と伝えて、一緒にやってみることに。


問題の意味が、理解できない息子


聞いていると、どうやら「答えがわからない」というより、そもそも問題の意図がつかめていない様子でした。

具体的には、『次の漢字の読みと送り仮名をかきましょう』という問題でした。
再現すると、こんな感じ。


息子は、この問題を見て、このかっこの部分に何を書いたらいいか、全くわかっていない様子。
私も最初は、

「問題文、ちゃんと読んだ?
 ここに、この漢字のを読み方を入れて、ここに送り仮名を入れるんだよ」

と、書かれてる問題文と同じようなことを繰り返してしまいました(;^_^A

それでも、息子は理解できない様子で、 

もーやだ!
やんない!!!

と、プリントに落書きしてしまう始末。。。


ああ、これじゃダメだ。

この関わり方じゃダメだ、私。

考えるんだ。

私の心の中

私、関わり方を、変更。


そこで私は、

私「じゃあこの漢字は、どういう風に読むの?どうやって使う?」

と、聞いてみました。すると

息子「うーん…
   のぼる?」

私「そう!ということは?」

と言いながら、問題文を指さしたら、息子は、静かにニヤリ。
これで、上の写真の、左の問題が、解けました。

続けて、

私「じゃあ他に読み方ある?」

息子「うーん…
   あがる?」

私「そう!!」

これで2つ解けた!

そして最後に、

私「あと、もう一つ…(腕を上げるような動作をしながら)」

息子「あげる?」

私「そう!!」

といった感じで、最後まで答えを埋めることができました^^

息子くん、できたじゃん!!!


「たったひとつの正解」より、大切なもの


この時に、息子にも伝えたことなのですが、
結局、学校の宿題とかの問題を解く時にも、

正しい答えを出すことよりも、
与えられた問題の意味や意図を理解して、どうやって解いて行くかの方法を考えることの方が、よっぽど重要だ

と、改めて感じました。


どうしても日本の学校教育では、まだまだ『正解』が求められることが多いように感じます。

個人の尊厳を大切にする多様性の時代、と言われながらも、一斉授業が行われるような公立の学校では、『1 + 1 = 2』のようなたった一つの答えを出すことを求められることが多いのではないかと思います。

しかし。

大人になった現実の社会で、たった1つの正解というものは、基本的にはないと思っています。生活においても、目標達成を考えることにおいても。

試行錯誤してみて、初めて「ああ、これが良かったんだ」と、腹落ちする。
その腹落ちした答えも、その「人」がその「タイミング」でたまたま良かったというだけで、
それが万人にとっての正解ではないし、時代が変われば正解も変わる。
なんてったってこれからはvucaの時代、今まで以上に変化が求められる。

だからこそ大切なのは、問題に対してたった一つの正解を出す、ということでは、ない。
目の前に出された問題が、どういう意味なのか、
どういう背景があるのか、
どうやったら解けるのか、
どういう風に考えたら答えを出すことができるのか、
ということを考える、最後まで考え抜くこと、
だと思います。

私は、先ほど述べたような一斉授業のスタイルは時代錯誤だと思っているし、公教育にはまだまだ改善の余地があると考えています。

しかしながら今回、息子の宿題を一緒に考えたことによって、

宿題ひとつとっても、
どうやって受け止めるか、どのように捉えるか、
そして、どうやって大人が一緒に関わるかによって、
今後の子供の「問題」に対する姿勢、ひいては学びに対する姿勢が
大きく変わってくる
かもしれない

と考えさせられました。


加えて、息子に私の思いを一旦、伝えることができてよかったなと思いました。
もし再び、宿題についてヘルプが出された時にも、何度でも同じようにメッセージを伝えていきたいと思います。


問題を解決することは大変だけど、難しいけど、楽しいということ。
自分の将来の目標に向けて考えて、行動して、試行錯誤して、少しずつでもやってみることが、楽しいということ。
それを伝えていけたらいいな、と思いました。



そういえば、まだ3年生の宿題だからさくっと教えられるけど…
これがどんどん、難しくなっていくんだよな…(^.^;
教えられるかな…(^.^;



では、今日はこの辺で。

最後までお読みいただきありがとうございました!




hona



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