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晴れの日には見えない景色が、見える。子どもと、雨の日おさんぽ。ありがとう「おじさんのかさ」。

横浜は、雨模様。

桜が満開になりそうなのに、ここから数日はお天気が優れないようで、残念です。

小1のお兄ちゃんは明日まで午前中は学校で、明日までは年少の娘と、2人きりの時間。

さて、雨の日どう過ごそうか。

実は前々からやってみたかったことがありました。
それは、雨の日のお散歩です。
センス・オブ・ワンダーに、憧れて。


この本の通りで、きっと子供こそ、晴れている時とは違う景色が見えて、違う何かを感じられるはず。

タイミングが無かったり気力が無かったりで、なかなか実現できていませんでしたが、今日娘を誘ってみたところ「行く!」と快諾。

その背景には、以前図書館で借りて読んだ、こちらの絵本の存在があると思います。

絵本の中で何度も出てくる、「雨が降ったらポンポロポン、雨が降ったらぴっちゃんちゃん」という、大人の耳にも残る、楽しいフレーズ。
息子も娘も、すっかり大好きです。

「雨が降ったらポンポロポン、雨が降ったらぴっちゃんちゃん、やろうー!」

と娘も張り切って、お出かけの準備もしてくれました。

娘も、あと4ヶ月もすれば、いつの間にか5歳。
自分の身支度もだいぶ1人でできるようになったことも、雨の日の散歩をしようと私が踏ん切れるポイントだなあと思います。

さて、そこそこ本降りでしたが、お出かけ開始。

道端のちょっとした水たまりを見つけては、

「雨が降ったらぴっちゃんちゃん、雨が降ったらポンポロン♪」

と楽しそうに笑う娘。かわいいなぁ。
すっかり1人で傘もさせるようになっていたなぁ。
すごいなぁ。

途中、小さな池に差し掛かり、水面をじっと見ては、
「あ!カエルさんいたよ。小さいカエルさん。ママには見えないかな〜」
と、生き物を探していました。
池の上にかかる短い橋を渡るだけでも、にこにこにこにこして、とっても嬉しそうでした。

ちょっと段々になっている地面では、水溜りから水溜りへ川のように流れているところを見つけて、何度もその水たまりに入っては、水を流して楽しんでいました。

最終的には、水たまりにドボーンと勢いよく入って、彼女の長靴の中まで雨水が侵入し、靴下がびしょぬれ。さあ帰ろうという流れになりました。想定内ですね(笑)


晴れていたら、もっと遠くに行けたり、公園で思いっきり遊べたり、楽しいことがいっぱいある。
でも、やっぱり雨の日には、雨の日にしか見られない、感じられないものがあるなと思いました。

雨が落ちてくる音、流れていく様子。
晴れていたらよく見えるのに、雨粒に霞んで白んで、すぐ目の前も見づらい景色。
雨が降ると地面もびしゃびしゃに濡れて、ぬかるんだり、滑りやすくなる、という感覚。
葉っぱやお花が雨に濡れて、なんとなく嬉しそうな感じがする。
雨と土とが混じった、カエルが出てきそうだなって思う、あのにおい。

大自然がすぐそこにあるわけではないから、やっぱりセンス・オブ・ワンダーみたいにはいかないけれど、晴れの日とはずいぶん違う、雨の日の街の景色や、道端の草花の様子、そして自分が雨に濡れるとどうなるか、そういった感覚を少しでも、感じてもらえていたらいいな~、と思います。


では今日はこの辺で。

最後までお読みいただきありがとうございました!


hona


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