秋の味覚、イクラのしょうゆ漬けを作ってみました。
こんにちは。
秋の味覚が気になる今日この頃。
小学生の娘と イクラのしょうゆ漬けを作ってみました。
というのも、フォローさせてもらっている川ノ森千都子さんのこの記事にすっかり魅了されてしまったから。
美味しそう。なんとも美味しそう。
この秋に試してみたいと思っていたら、
さっそく先日スーパーで「生すじこ」の特売に出会ってしまい。
これは、やるっきゃない!!
「生すじこ」を購入するのは初めてで相場感がわからなかったけれど、どうやらお得に購入できたよう。
帰宅した娘に、
「生すじこ買ったよ ♪ イクラのしょうゆ漬けを作るよ ♪」
と報告すると、小4のツンデレ娘は、
「・・・それって最高じゃん!!」
おおおお!!
娘のいつになく純粋な反応にすっかりうれしくなった私。
ノリノリで作りはじめます。
千都子さんのレシピではお酒とお醤油を同量ずつ、すっきり辛口に作っていました。
うちには2歳児もいるし、ちょっと甘さがほしいかなと思い、
◇お醤油 大さじ4
◇お酒 大さじ3
◇みりん 大さじ1
の分量で作ってみました。
まず、お酒とみりんを小鍋に入れてアルコールを飛ばし、山椒を少し。
お酒が冷めるのを待つあいだに、生すじこを40℃くらいのぬるま湯の中でほぐします。
手でゆっくりとほぐしていくと、ぽろぽろとかわいいイクラの粒になります。
つぶれてしまいそうで、意外とつぶれない。
でもやさしく、丁寧に。
この手仕事感、なんか楽しい。
見ていた娘が「私もやりたい!」となって、すじこほぐしをバトンタッチ。
娘は私よりも丁寧にすじこの周りの白い筋をとってくれます。
娘 「上手でしょ~」
私 「うん、すごい上手。どんどんきれいな粒になるね」
娘 「ママより絶対私のほうが上手だ」
私 「・・さすがです」
ぬるま湯を何度も取り替えて、きれいになったイクラをザルにあげます。
ぽろぽろと丸くなったイクラたち。
「白くなっても大丈夫」と千都子さんのレシピにあったので、ひと安心。
冷めたお酒にお醤油を加えて。
容器にイクラとお醤油たちを入れて漬ければ、完成!!
(見映えのするタッパーを探したけど、ありませんでした)
冷蔵庫に入れて、ニヤニヤしながら漬かるのを待ちます。
「美味しくなーれ、おいしくなーれ。」
そして翌朝。
さあ、食事タイムです!
イクラが輝いてる!! おいしーい!!!
プチプチと口のなかではじける美味にうっとり。
達成感と相まってニンマリする私。
イクラが初めての息子は、ごはんにイクラをかけてもらうとワクワクの目。
食べ始めると2歳児のスプーンが止まらない。
「ぷちぷち、おいしーい!」
ごはんそっちのけで、イクラばかり食べてるじゃないか。。
そして、イクラ作りの立役者でもあるツンデレ娘は・・。
娘 「私はイクラおにぎりにする!」
私 「ちょっと汁気あるから、おにぎりはやめておいたほうがいいよ」
娘 「いいの!コンビニにだって イクラおにぎり あるじゃん!」
私 「ごはんにかけたほうが、おいしいのに・・・」
娘は自分の茶碗のごはんをラップで包み、おにぎりを作り始めました。
そして、案の定、、
娘「うわー!! おにぎりに汁がもれてきたぁー!(泣)」
娘「うわー!!おにぎりがボロボロになったぁー!(泣)」
楽しみにしていたイクラおにぎりが無残な姿に。
ふてくされる娘。。
そんな娘の態度を叱る夫。。 チーン。
私はただ娘の会心の笑顔が見たかったのに、どうしていつもこうなってしまうのか。
残念なのはわかるけど、もう小4なんだから、ふてくされないで笑って食べてよ。。
この話が来年のネタになるように、また作ろうと心に決める私でした。
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娘の話はさておき、
生すじこをほぐしながら、昔の記憶が蘇ってきました。
母が作る仙台の郷土料理「はらこめし」を思い出したのです。
秋鮭を煮て炊きこんだご飯に、ぽろぽろと宝石のようなイクラをかけて食べる「はらこめし」の美味しさといったら!!
ああ、今すぐ実家に帰りたい!!
母からレシピを近日中に教えてもらおうと思います。
単調になりがちな毎日の料理ですが、
旬の美味しいものを取り入れると気持ちが満たされますね。
イクラのしょうゆ漬けは、我が家は毎年の定番になりそうです。
みなさんもよかったら、ぜひ試してみてください。
千都子さん、素敵なレシピをありがとうございました。
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