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【牡牛座満月(部分月食)】①~仲間とともに共有する、豊かさの循環~


10月29日 5:24ごろ
牡牛座で満月です。



⁑満月とは



満月は、“開花”を意味し
物事が成就する時期とも言われています。


新月で蒔いた種が、満月で開花し
「結果」としてあらわれます。



そして、月(無意識)が太陽(意識)と向き合い
無意識が光に照らされることで
潜在していた問題も表面化するとも言われています。


満月では、新月からの半年間を振り返り
次のステップにつなげるための時間をとってみてください。


⁑月食のテーマ



今回の満月は、部分月食。
29日の明け方、西の空で観察できるようです。


月食については、
過去の記事を引用します。

月食とは、ドラゴンヘッドまたはドラゴンテイルと呼ばれる
黄道(太陽の通り道)と白道(月の通り道)の交点近くに
満月が来るときに起きる現象です。

日食と月食はドラゴンヘッド・ドラゴンテイルが
刺激される新月と満月であるため、
通常の新月や満月と違ってそれぞれ
半年間の影響を与える特別な新月と満月であると考えられます。

【宇宙の天気予報】蠍座新月・部分日食~あらゆる変化を喜びに変えていく~


秋分、そして天秤座新月を経て
私たちは、大きな切り替わりの節目に立っています。


この満月は、そのクライマックス。


自分の人生を、トータル的に
俯瞰した視点で見渡したとき、
いまの現在地、そしてこれからの方向性を
再確認し、また一歩を歩んでいく


そんな中継地点なのだと思います。



今年度は、今までやってこなかったことへの挑戦や
種まきをするような1年間だとお伝えしてきました。


この秋は、さまざまな変化を伴って
新しいフィールドに飛び込んだ人も多いと思います。



特に前回の新月は、キロンと向き合う新月だったため、恐怖を伴う大ジャンプを試されたことでしょう。


しかし、その大ジャンプは
ここから年末にかけて醸成していくような「飛躍の種」


冬至のチャートでは、
アセンダントが牡羊座へと戻ります。


天体の配置をみても、ギアの段階をググっと上げ
本格的に自身の本領を発揮していくような印象です。


これからは
「本気になれることしかできなくなってくる」


そんな時代の流れへと
変わっていくのでしょう。



⁑牡牛座満月チャート



今回の満月は、火と風の天体がなく
水と地の女性サインで構成されています。

満月が起こる牡牛座-蠍座の軸は

・与えることと受け取ること
・肉体と精神
・物質的な豊かさと、目に見えない精神的な豊かさ
・自分のもつ才能や感性は、親や先祖から受け継がれてきた資質であること


そんな“めぐりの循環”で成り立つ軸でもあります。



牡牛座の月は品位が高く
月のエネルギーが良い作用を伴って働きます。


月のそばには
木星が寄り添っていることから
私生活での豊かさや幸せを感じられるでしょう。

自分を守る安全な環境
幸せをもたらしてくれる要素
支えてくれている身のまわりの人たち


この満月前後では、
物心両面で満たされていること
感覚から得られる感情に焦点をあててみてください。



あなたの近くにいる人たちは
今後、温かな感情や豊かさを受け取り合い
望む未来をともに創っていく仲間たちです。



アセンダントは天秤座。
女性サインが多いなかでも、全体の空気感は軽め。


チャートルーラーの金星は
天王星と調和の角度。


乙女座の金星はフォール。
数週間前まで、金星は土星と向き合っていたため
金星の力が発揮しづらかったのですが

天王星との結びつきによって
突破口を見出せるような印象です。


様々な分野の人たちから
もたらされるきっかけで
新しい興味の幅が、一気に広がっていきます。


それは実用的かどうか?
お金になるかどうか?


という現実的すぎる視点は
いったん横に置いて

“なんか面白そうだから、のぞき見してみようかな”
という感覚で動いてみると良さそうです。


満月図では、太陽は
土星に支えられています。


さらに、木星が向かい側から
スポットライトを当ててくれていますので
自分自身についても深く見つめることができる時期。


そばには水星も位置していますので
この満月では、
内観のための時間をたっぷり取り
自分のなかに深く入り込むことをお勧めします。




蠍座は、物事の神髄・深層部にまでたどり着くことで、ゼロから生まれ変わる「変容」を遂げる星座。



自分自身の深層部にある「光」と「闇」
闇の部分から目をそらさないこと。


どちらも自身の一部なのだと受け入れることで
固い意志と明確な方向性とともに
社会的な土台を根付かせていけるでしょう。


ここでのポイントは、

・逃げないこと
・最後までやり抜くこと
・目の前のことに手を抜かず、全うすること
・感情に偽りがないか冷静に観察すること


いずれにしても
「自分を偽っていないかどうか」が試される印象です。



長くなってしまったので、②に続きます。

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