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監修…上田恵介『世界の美しい鳥』

 この写真集の表紙の鳥はライラックニシブッポウソウという名前なのだそうです。

 シャーベットみたいな色合いにうっとり。

 他の鳥たちもみんな美しいです。

 たとえば、P136掲載のベニヒワは、まるで純朴な女の子が頬を染めているかのように可憐。

 P167掲載のルリビタキは、その色彩の美しさもさることながら、お腹の毛がふわふわほわほわしているので撫でたくなります。

 どの鳥も、色とりどりの宝石のよう。

 瞳、くちばし、羽根といった各パーツが全部綺麗。

 こんなに美しい上に空も飛べるなんて、鳥って素敵な生き物ですね。

 一番目を惹くのはやはり、鳥たちのその鮮やかな色彩。

 なぜカラフルな鳥がいるのか?

 その理由は、

 「これらの鳥の美しさは、捕食者に対する警告の信号として進化してきたと考えられる」

(監修…上田恵介『世界の美しい鳥』 P182から引用)


 というもの。

 一見、自然を生き抜くためには目立たない方が天敵に見つかりにくそうな気がしますが、そうとも限らないのですね。

 鮮やかさが非常に目を引きます。

 美しさは身を守るということでしょうか?


 〈こういう方におすすめ〉
 可愛い鳥を見かけると「おっ! なんて名前の鳥だろう?」と気になって仕方がなくなる方。

 〈読書所要時間の目安〉
 30分〜1時間くらい。

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