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編…東京書籍 書籍編集部『乙女の文学さんぽ 鎌倉・湘南編』

 タイトルに「乙女」とありますが男女問わない内容です。

 有名な文学作品とゆかりのある寺社仏閣、喫茶店といったスポットと共に、おすすめのお散歩コースも紹介しているガイドブック。

 カラー写真が沢山載っているので、眺めるだけでも旅行気分を味わえて楽しいです。

 「ここであの登場人物があの時…」と文学作品の情景をイメージしながらお散歩をするのも素敵。

 「聖地巡礼」なんて大袈裟なものではなく、ぶらっと歩きながら時折足を止めると楽しいですよね。

 一つの場所が複数の作品に登場することも多いので、読書をすればするほどこのエリアのお散歩が楽しくなりそう。

 中には「太宰が心中を図った場所」なんてスポットもあります。

 その時本人は助かったとはいえ、気軽に観光気分で行くのはいささか憚られますが…。

 太宰ファンにとっては特別な場所ですよね。

 また、わたしの大好きな「鎌倉文学館」もこの本に載っていて、なんだか嬉しくなりました。

 とっても風情があってロマンチックな所なので、いつかデートで訪れてみたいです。

 なお、わたしはこの本を読んでいて、残念ながらわたしはこの本で紹介されている作品のほとんどをまだ読んだことがないという事実に気づかされました。

 まだまだ読書量が足らないですね…。

 今後わたしも読書を進めていって、例えば鶴岡八幡宮へ行った時に「ああ、ここが中原中也さんがビールを飲んだ所の跡だね」なんて文学ウンチクをサラッと語れる人になりたいです。

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