ある人には、悪魔のように映る。
どこかでは、まるでヒーローのように。
人々は、彼の夢の実現に熱狂した。

恐ろしいほどの純粋な気持ちと、
自分の夢を叶えること。
それは他人の命よりも重要だ。

ヴェルナー・マグヌス・マクシミリアン・フライヘル・フォン・ブラウン
Wernher Magnus Maximilian Freiherr von Braun

　フォン・ブラウンは1912年ドイツのビジスクの男爵家に貴族の子として生まれた。
SF宇宙小説を愛読する少年時代を過ごした。
ジュール・ベルヌの「月世界旅行」に刺激を受け、とにかく月に行きたいと思うようになった。

　13歳の誕生日に、両親からもらった小さな天体望遠鏡で、月や、惑星、星を少年は夢中で眺めた。

そして夢に取り憑かれた。

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月のフォン・ブラウン／無料読み物サイト
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