死ぬと決めて生きること
私が30歳を超えて少し経った頃。
20代のほとんどを精神を病んで過ごしていたが、その頃までもかなり病んでいて、人に依存したり、思い通りにならなければ癇癪を起こしたり、かと思えば夜は眠れず、いつになったら死のうかと布団の中で思案するばかり。
そんな日々を過ごしていた。
若い大事な時間を病みに病んで過ごしてきて、いよいよ私は限界だった。
「そんなに死にたいのなら、40歳で死のう。死ぬと決めたら、それまでに何がしたいかを考えろ」と自分に問いかけた。
「死ぬ」という感覚をよりリアル