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6月に読んだ本まとめ②【ホリエモン・デザイン・科学】

【感想:なんでお店が儲からないのかを僕が解決する】

基本的に儲けない原因は、八方美人に経営をしているからであると主張している本です。

「昔から続いているイタリアンの雰囲気を壊したくない」「誰でもこれる値段設定が良い」といった、誰にでも好かれる店を目指しているせいで、レッドオーシャンで戦う羽目になります。

食べログでの評価を気にすると、八方美人にならざるを得ないのかもしれません。しかし、食べログも過激な意見が増えており、客はあまり参考にしなくなってきました。

つまり、店が思っているほど食べログは参考にされていないのです。

だからこそ、話題になりたいなら変わった料理を出せば良いし、旨い料理を出せるなら値段を釣り上げれば良いのです。

このような問題に対するホリエモンの答えはシンプルで、「美味い店ならみんな行く。美味ければ、高くても人は集まる」というものです。

そのために、産地直送で優良な食材を格安で得たり、変わった料理や変わったシステムを追加する必要があります。

例えば、自分で狩りをした動物を調理をするジビエ料理は、多少臭くても面白さから人が集まります。また、新橋で拡大している「俺の〜」は、システムが優れているので、美味しくて比較的安い料理が出せます。

こういった部分は参考にしつつ料理店を運営することが、今後も続く店を生む秘訣になるはずです。

料理店では、売れている店のパクリは多々起きます。まずはこういった売れている店を少しずつ真似することで、一歩抜きん出た料理店になれるはずです。そして、そういった店を客は期待しているのです。


【感想:理論でわかるデザイン入門】

一言で言うと、「全てのものに理由付けのあるデザインを作る本」です。

これは、配置やフォント、カラーリングまで全てのことに理由をつけます。

配置は、基本的なフレームがあります。それを変更する場合は、「顧客がパッと見のデザインを重視しているから画像を大きく配置する」などのように、少しずつ顧客に合わせたデザインをしていくのです。

またフォントやカラーリングも、カジュアルさやフォーマルさを左右します。


しかし、エンジニアにはこういった部分のノウハウがないと思います。そういう時にどうするかと言うと、「似たサイトを探してくる」のです。

構成やカラーリングは、ある程度近いものを使っても著作権には触れません。フォントも似たようなものをフリーで探してくれば、問題ありません。


つまり流れとしては、市場調査をして似たようなサイトを作り、顧客に合わせてカスタマイズしていくのです。こうやって良いサイトは作られます。

ここで注意すべきこととして、たくさんの案を出す必要があります。たくさんの案から選ぶことで、良い案が生まれます。面倒くさがらずに候補をたくさん作りましょう。


【感想:身近にあふれる科学が3時間でわかる本】

一言で言うと、「簡単にしっかり科学を学べる本」です。

電子レンジや洗濯機、エアコンなどに関する一般的な知識を始めとし、インフルエンザなどの健康知識や3 d プリンターなどの最新科学の知識まで詰め込まれています。

機械の仕組みを知ることで、得をする機会はあまりないと思います。しかし、風邪薬は「実際に病気を抑えるのではなく増殖を抑える」といったことや、栄養ドリンクに含まれているカフェインは、「即効性があるだけで根本的な解決にはならない」ということを知ることができます。

他にも LED の特性を知ることで、使う用途も考えられるようになります。

こういった知識を身につけることで、日常が少しくっきりと見えてくるはずです。是非広まってほしい本ですね。


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