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☆5-7.考え方を変えてみる!マネジメントスタイル

皆さんは、マネジメントスタイルについて考えたり、議論したりした事ありますか?その中でも、厄介なのが、”マイクロマネジメント”と呼ばれるマネジメントスタイルです。外資系でこれをすると、人材が直ぐに辞めていくと思います。(笑)しかしながら、実は、日系には非常に多いマネジメントスタイルです!

マイクロマネジメントについて良くわからない方の為に、簡単に特徴を説明しますと、業務や、業務以外も含めて、言動を細かく管理するだけではなく、いき過ぎた干渉をする、マネジメントスタイルの事をいいます。

このマネジメントスタイルの厄介な一面は、ハラスメント等には該当しない程度、周りから実情がなかなか分かりずらい程度、また、マネジメントスタイルという事情から、注意や改善を促し難い程度という特徴があるところです。

管理職が、マイクロマネジメントに陥ってしまう理由は、幾つかありますが、日本における代表的な例は以下となります。
マイクロマネジメントに陥ってしまう理由:
1.自分を守るためにスタッフに権限が委譲できず、つねに自分の評価が不安である為。
2.#1とは、逆に自分に過剰に自信があり、業務や経験での成功体験が全てであると思いこむ為。
これらに陥っている管理職の特徴的な例は:
・自分へのCCメールを常に強要する。
・自分への詳細な進捗度チェックや報告を頻繁に強要する。
・業務の進め方や、考え方を自分のやり方でさせる。
・業務以外の細かな注意(ハラスメントとまではいかない)を頻繁にする。
などが、あります。

これらのマネジメントスタイルを継続していると、組織形成と生産性に影響が出ると言われています。その理由は、1.自発的に行動する人材が育たない。2.モチベーションを下げ、エンゲージメントに影響を及ぼす。3.組織内でのキャリアパスを考えなくなる。4.メンタルヘルスへの影響を及ぼす。からです。

日系の管理職がこのマネジメントスタイルに陥る根本的な理由を、外資系のマネジャー等と比べてみると、大きく違うのは下記の点だと考えています。
外資系では:
1.スタッフレベルにおいても、JDで業務内容と責任が定義されている。
2.上記のJDにより、ポジション別の権限が与えられている。
3.上下関係の位置づけが違い、上司が偉い、絶対であるとはならない。

もし自分のマネジメントスタイルに思い当たるところがある場合は、できるだけ早急に見直す必要があります。考え方を変えてみては!組織内で相談できる上司やHR(人事)がいなければ、外部のHRコンサルタント等に相談する事をお勧めします。

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