R. Rorýs

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    Kavka obecná

    Kavka obecná

    Oneiric

    Instagramで相互フォローしているアーティストが、わたしが思ったり調べたりしていることに関連する絵をよく投稿していて驚く。昨日彼女はアクリルガッシュで描かれたモノクロームのピラミッドと彗星の絵を投稿した。ちょうどわたしはまた古代エジプトの書記官(以前絵にも描いたMitriという人物)と当時の恒星信仰について思い、似たテーマの絵の下描きをしたところだった。 彼女がわたしのアカウントをフォローしはじめたのはつい先日のことだ。そして、何気なく見てみた彼女の絵にわたしはすぐ強

    絵を描くことと夢の中での探索

    夢で見た/訪れた場所や風景を絵に描くと、それまで気づいていなかったことが見えたりわかったりする。わたしは元から、夢や水晶玉の中で訪れた場所や見たもの、現実にはないけれどイメージとして浮かぶ風景やビジョンを描きたくて絵の練習をしているので、夢の中の場面を絵に描くのはとにかく愉しい。 絵を描くとたいていいつもお腹が減って眠くなる。そうして眠るとまた夢の中で絵に描いた場所を訪れたり、その先に進んだりする。絵に描くことと夢の中での探索には相互作用がある気がしている。夢を見ては描き、

    絵を描くことと夢の中での探索

    意図と思いは別のもの

    2023年1月15日 以前はよく、実現させたいことを手帳に書いたり、新月のタイミングで箇条書きにしたりしていた。書いた後はすっかり忘れてしまうことが多かったが、後から振り返ると大半は実現していた。やがて書き出さなくても意図は実現するとわかり、手帳も使わなくなったので、そういう習慣も必要がなくなった。 書き出したことの中には実現しなかったことや、自分ではなく誰か別の人が実現したこともあった。そして、それらは結局わたしが本当に望むことではなく、「そうなれば〇〇に評価される」と

    意図と思いは別のもの

    2023年1月11日の記録

    絵はどれもみな練習のつもりで描いているが、とはいえいずれも描きたくて描いたものばかりだ。中でも特に「これを描きたい」と強く感じたものは、実際に出来上がると「一体これは何だろう、これでいいのだろうか」と戸惑いを感じることが多い。しかし、絵描きの友人は毎回そういう絵を好きだと言ってくれる。そしてそれはとても嬉しい。

    2023年1月11日の記録

    引き籠って絵を描く日々

    2023年1月2日の記録 活発で気分が高揚しているから毎日絵を描いているのではなく、マイルドな鬱状態が続いているからこそ意図して描き続けている。人に会いたくなくて、外にまったく出られず、シャワーもできない時や、OCDの症状が悪化している時でも、絵を描いている間はすべてを忘れて没頭している。 2023年のソーラーリターン図から推測すると、今後一年ほどはこんな状態がつづくのかもしれないと思う。その時々の自分にとっての快適を見つけて環境を作っていけばいいので、これはこれでいい。

    引き籠って絵を描く日々

    マガダン産アメシストとの出逢い、そしてアメシストの記憶

    松村潔氏が以前「金星からエネルギーをチャージする」と書いていたのをふと思い出し、そういえばこのところ地上の社会生活における役割が忙しくて、エーテル的な活動が足りていなかったと気づいた。ただ休息するだけではなく、エーテル体を養う・図太くする必要がある気がした。 水晶玉スクライイングを再開しようと思い、またタマフリという言葉が頭に浮かんだりもしたので、ちょっと久しぶりに鉱物商のWEBサイトを覗いてみたところ、以前に目にして惹かれた石が値下げされているのを発見し、思わず購入してし

    マガダン産アメシストとの出逢い、そしてアメシストの記憶

    余生は愉快に

    Facebookによると、2014年の11月後半、わたしは人生初の海外一人旅でポルトガルを訪れていたようだ。2016年の今頃はカリフォルニアにいて、2017年の今頃は南ボヘミアを訪れていた。8年前のわたしには現在のわたしの状況はまったく想像もつかなかっただろうなと、ふとこうして過去を振り返るたびにそう思う。 今回日本で会った友人たちから、人生の前半を本当によくがんばったね、よくやり遂げたねと何度もねぎらわれた。自分自身でもそう思う。よく死なずに生きて、実によくやった。終わり

    余生は愉快に

    2022年11月 日本滞在記

    2022年11月18日の記録 日本で15年以上ぶりにある人と再会した。彼女との対話の中で、わたしは今年唐突に絵を描きはじめるよりも前から見ている絵画に関するビジョンについて語り、自らの個人的なテーマについて話した。すると彼女は「鳥肌が立った」と驚き、以前に彼女が理由もなく繰り返し描いていた絵について話しはじめた。 わたしには、彼女が繰り返し描いていたという異形の存在がありありと想像できた。なぜならそれらは、わたしが描こうとしている世界に共通していたからだ。そこで改めて、わ

    2022年11月 日本滞在記

    ピンホール写真を通じて繋がっていく

    白鳥のピンホール写真とそれらをまとめた自作写真集が、思いがけず多くの人々の目に届いているようだ。InstagramやFacebookを通じて、世界のあちこちから「購入したい」という問い合わせをいくつも受け取っている。こんなにも多くの人から求められるとは想像していなかった。 おもしろいのは、ここ数日のうちに連絡をくれた人がみな、女性ピンホール写真家だということだ。白鳥のピンホール写真を通して、世界中さまざまな場所にいる写真家たちとの交流が始まっている。 クロアチアに住む友人

    ピンホール写真を通じて繋がっていく

    初めての自作ピンホール写真集

    10月末に、ピンホールカメラで撮影した白鳥たちの写真を集めて一冊の本を作った。初めての自作写真集だ。写真処理会社のデジタルプリントサービスを利用したいわゆる“アルバム”だが、それでも一冊に纏まるとそれぞれの写真が語りはじめて小さな物語のようになった。 ちょうど11月に再び日本へ行く予定があったので、欲しい人がいれば声をかけてくださいとFacebookに書いたところ、思いのほか多くの人から「購入したい」という声が届いた。そして、さらに10冊印刷して日本へ持参した。 写真集を

    初めての自作ピンホール写真集

    鳩の幼鳥を救えなかった自らのやるせなさ

    移民局がある駅を降りてすぐ、小さなふわふわとした灰色の塊がバスターミナルの歩道をよたよたと動いてはうずくまる様子が目に入った。それは鳩の幼鳥だった。まだ飛べないようだったので、もしかすると巣から落ちてしまったのかもしれない。よく見ると足の爪が既に傷んでいて、痛々しい姿だった。 どうしたものかと悩んだが、親鳥が助けにくるかもしれないと期待して一旦その場を離れた。しかし、移民局での用事を終えて駅に戻ると、幼鳥は同じ場所に佇んでいた。石畳の上を歩くのも困難なようで、よろよろと動い

    鳩の幼鳥を救えなかった自らのやるせなさ