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「また、読み返したい。」note保存記事

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また読み返したいような、noteの記事を保存していきます。
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#インタビュー

【全文公開】人と比べられる世の中。子どもたちに必要なのは「人と比べない自信」

 「どうしても自信が持てない」。7年間のひきこもり経験があり、現在も生きづらさをかかえる瀧本裕喜さんは悩んでいました。そんな瀧本さんの目に留まったのは植松電機社長・植松努さん。植松さんは幼いころから宇宙にあこがれ、現在はロケット開発などに携わっている。また学校での「ロケット教室」や講演活動によって、子どもたちに自信をつけてもらうための活動をしているとのこと。「この人にならば自信を持つ秘訣が聞ける」と考え、お話をうかがいました(※写真は植松努さん)。 * * * ――植松さ

“よい”記事と“よくない”記事の差

何気なくリンクを開いて読むWeb記事でも、グッとくるものと、なんとなく途中で読む気が失せてページを閉じてしまうものがある。 ふと立ち止まり、よい記事とよくない記事の差を考えてみる。 まず記事の良し悪しは構造的に上から順番に、企画(コンセプト)→取材(インタビュー)→構成(原稿化)で決まる。 根っこの企画が破綻しているといい取材はできないし、取材が微妙だと、原稿が仕上がるはずもない。 いい企画には意外な切り口、独自の視点、企画者の仮説がある。往々にして、擦られた二番煎じ

創造性とプレイフルネス——Garden Eightコペンハーゲン支社の意図

2020年の中秋、週末に差しかかる金曜日の夕暮れどき。デンマークの首都コペンハーゲン中心部の暗いオレンジ色の空に、ローゼンボー城の緑色の尖塔が映える。 17世紀にデンマーク国王が建てたという小さな城から、徒歩でたった数分ほど。デザインエージェンシー『Bold』のオフィスでは、日本で言うところの“アフターファイブ”を待たず、仕事を切り上げた人の談笑の声や缶ビールを開ける音が聞こえてくる。 そんなオフィスの一角に、一人の女性が座っていた。手元のノートパソコンを閉じ、弾むような

『365日、僕は「これ」しかやっていない』  ベストセラー連発の編集者が語る“作り手”のベーシックスキルとは /編集者 柿内芳文さんインタビュー

昨年8月に47歳の若さで逝去されたエンジェル投資家、瀧本哲史(たきもと てつふみ)さんの著書が出版され現在13万部を超えるベストセラーとなっている。タイトルは『2020年6月30日にまたここで会おう』。8年前の6月30日に行われた瀧本さんの“伝説の東大講義”を収録した本である。 編集担当は柿内芳文(かきうち よしふみ)さん。『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』『嫌われる勇気』『漫画 君たちはどう生きるか』と、ミリオンセラーを3つも生み出しているスーパー編集者だ。そんなヒットメ

WHYの深堀りをするクライアントインタビューはWHYの前後が重要

プロジェクト序盤でクライアント担当者、また上長や組織の長にインタビューを行うことがあります。その際どのようなことを聞けばプロジェクトのことを深く理解できビジョンを共有できるのでしょうか。よく言われるように大事なのはWHYを深堀りしクライアントの考え方や価値観に触れることでしょう。しかしインタビューにおける本質的な課題はWHYの深堀りの前後にあるように思います。つまりどのようにしてWHYの深堀りまで辿りつくか。そしてどの程度それをデザインに落とし込むかではないかと。これまでのい

【特別公開】日経インタビュー書き起こし全文 #6curry

年末、6curryの代表として、日経新聞の2020年頭特集「逆境の資本主義」のインタビューを受けた。その内容は、1月8日の朝刊一面に掲載され、多くの反響があった。 インタビュアーの方がすごく気持ちいい方で、沢山お話してしまった。せっかくなので、そこで語ったことを、記録も兼ねてこのnoteに綴っておこうと思う。「これからの消費のあり方」について、興味ある人は読んでみてください。 (以下、許可を得て全文掲載しています。僕の答えはそのままですが、記者の質問は意味を変えない範囲で

新R25編集長が実践している「超こだわりのインタビュー記事作成術」

「新R25」というWebメディアの編集長をしている渡辺と申します。 以前、イケダハヤトさん、はあちゅうさん、幻冬舎の箕輪さんと共同マガジンを運営していたことがありますが、個人としてはこの記事がnoteデビューとなります。 僕は編集者というキャリアを歩んでからまだ4年足らずではありますが、これまで異常な熱量とこだわりをもってインタビュー記事をつくってきたつもりです。 その結果光栄なことに、最近は手がけた記事に興味をもってもらえることが増えてきました。 いい機会ですので、

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