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シャリンに宿るプライド

革新は慣用句にあり

『車輪の再発明』

この言葉を聞いたことあるだろうか?

この言葉は慣用句であり意味は、

「 広く受け入れられ確立されている技術や解決法を知らずに(または意図的に無視して)、同様のものを再び一から作ること」

つまり自分の村では頑張って作り上げた新常識なのに他の村ではとうに確立された常識で知識の共有さえあれば無駄な努力は避けられた事を表している。

こんな虚しいことはあるだろうか?

オープンイノベーションの根底にある考え方でもある。

プログラミングも今やライブラリがあるお陰で車輪の再発明をしなくて済む
IT業界においては「車輪の再発明」はキホンの"キ"なのだ。

情報格差を埋めることによって人の可能性は無限大に広がる事を知っていてほしい。

無駄な努力が起こる理由

『車輪の再発明』から生じる事は無駄な努力がある。

その努力は技術を生み出した人のプライドかその技術を得ようとしない受動的な人のプライドによって生じてしまう。

つまり無駄な努力をする人は
余計なプライドを持っているのだ。

これでは
目指すべき目標や、やるべき行動が見つからない。

目標の見つけ方

余計なプライドは自分にも他人にもあると気付きがちだが
これを解決するには3つ考えないといけないポイントがある。

それは
・現状における長期的思考
・最悪の状況の想定
・客観的思考(他人的視点の助言)

の3つのだ。

・現状における長期的思考
この考え方はよく例えられる悩んだ時によく使われる「天使と悪魔のささやき」があるが

これは
天使が”長期的思考”を表し、
悪魔が”短期的思考”を表している。
なので長期的思考を取り入れないと目先の利益だけに呑まれた行動になってしまう。

・最悪の状況の想定
これを行う時「最悪な状況」と「最良な状況」
を自分の中で想定し、そのちょうど中間あたりが自分のやりたいことでやるべき事に当たる。

つまり、身の丈にあった目標や行動が見つかる。

この考えは心理学者である Gabriele Oettingen
氏によって開発された思考法「心理対比」に準じている。
僕も気付いたら心理対比を使ってたなあ。
みんなも覚えがあるんじゃないかな。

・客観的思考(他人の視点からの助言)
これは他人にアドバイスをする時は的確にできるのに自分の事になると判断が鈍る心理を利用した考え方だ。
この心理を利用すると逆に自分の悩みを他人が抱えていると想定してアドバイスをするつもりで解決法を探していこう。

永続的に揺蕩おう

プライドを守り安定するかもわからないものを大事にするか
プライドを捨て変化を取り入れ安定するかもわからないものを大事にするか

『永続的に揺蕩(たゆた)う』
これは僕が好きな人達が音楽を続ける為に葛藤しながらも見つけた方法です。
この方法は何に対しても言える。

余計なプライドを抱かない為には
時代が変化をする事に適応できるかが今後は必要になっていくだろう。

車輪の再発明をしない為にも身の丈にあった行動をし常に変化しないとね。

次回は車輪の再発明が必然的に起きてしまう権利について話したい。

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