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経済ってそういうことだったのか会議[後編]

こんにちは。最近はベトナムのコーヒー豆「ルビーマウンテン」を飲んでいます。今日も頑張ります。

この本を読み終えてなのか分かりませんが最近自分が何をやりたいのか、見えてきたような気がします。
最後に少し自分の思考を記録しましたので読んでいただけると幸いです。

8章.お金儲けはクリエイティブな仕事-起業とビジネス

余談から入りますが、起業ってどんなイメージがありますか?

「意識高そう」、「ハイリスク」などなど人それぞれ思うことは異なると思いますが、現在日本の起業率は欧米と比べかなり少ないです。
(参考:https://www.sin-kaisha.jp/article/global/%E6%AC%A7%E7%B1%B3%E3%81%AE%E8%B5%B7%E6%A5%AD%E5%AE%B6%E3%81%AF%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E5%80%8D%EF%BC%81%EF%BC%9F/)

起業率が低いと投資先がないことによる金余りが発生し、資本が回らないため経済が活発化しません。

日本人は意識が高い人を「ガチ勢」などの言葉を使い、貶す風潮が少なくとも自分の世代にはあると思っています。
これでは足並みを揃えることしかできずクリエイティブな発想を阻害する要因にしかなりません。

話の終着点が見えなくなってしまいましたが、要は日本人はお金や働き方に対する見方を変え、危機感を持たなければならないと思っています。

内容に入ります。

ここでは、起業に関して大事な「出口戦略」についてまとめます。

法の改正に伴い起業するハードルが下がりましたが、起業が入り口なら反対の出口、つまり「いつやめるか」を考えなければなりません。

例えば、「3年間やって、利益が3%を超えない場合はすぐやめる」など。低採算部門を切れない理由は主に終身雇用が相まってクビにできないからです。

始めるよりむしろ、やめる方が決断が難しそうですね。

M&A(買収や合併)は出口戦略を考える上で絶対に必要です。
自分は日本創成投資CEOの三戸政和さん著の「サラリーマンは300万円で会社を買いなさいー人生100年時代の個人M&A入門」という本を読んで、少し知識を付けました。
自分は「起業」「M&A」・「キャピタルゲイン」は切っても切り離せない関係だと思っていて、起業して大きなリターンを求めるなら一番の近道な気がします。

9章.人間とは労働力なのか?ー労働と失業

リストラは労働問題にいつでも付きまとう話題ですが、今日本に一番求められているのは「積極的労働市場政策」です。

例えば団塊世代の中堅管理職が失業したとします。一度失業したら、なかなか仕事がありません。役に立たないからです。今の情報通信革命に対応できないからEメールも打てない。ましてや英語も話せない。そうなると失業率は確実に増えていきます。

英語が話せる人だったら欲しいとか、通信ネットワークを自由に操れる人だったら欲しいと思っている会社は結構あります。
つまり、労働需要そのものが無いわけでは有りません。
労働需要に合った労働供給になっていないのです。
これを「労働と需要のミスマッチ」と言います。

では、このミスマッチをどう解消すればいいかというと、今までずっとサラリーマンをやってきたおじさんが、できるような仕事を作るのではなくて、このおじさんがちゃんと勉強し直せば良いだけです。
つまり、人的資源を高めることです。教育投資を行う。
これを進めるような政策を「積極的労働市場政策」と言います。

失業が増えたらまた公共事業をばら撒いて日本のゼネコンで雇うのか。
これはいかにも無駄ですよね…。

自分の思考記録

なんか起業について自分の思っていることを多少書いてしまいましたが別に起業したいという強い野心があるわけではありません。
ただクリエイティブクラスになりたいという漠然ですが夢があり、起業というのはその中の選択肢の一つとなり得ます。
数ある選択肢が勉強していなかったという理由で潰れたり、気づけないというのは非常にもったいないことです。
そのために今できることは本を読み、学校の研究に真面目に取り組むことで専門性を高めることです。

思考は現実化すると言いますが、今の思考を書き留め、忘れないようにモチベーションを高く持ちつつ明日からも頑張ります。

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