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記事一覧

長文スクショが無意味な3つの理由

 最近よく長文スクショが流れてくるようになってきました。

 「140文字では伝えきれないのでスクショを見てください」というのが主旨であり、殆どが「被害報告」「お願いごと」「義憤」等の注意喚起が目的のものですが、私は正直これは「無意味」であると思っています。

 正確には「その瞬間には意味があるかもしれないが、長期に渡って注意喚起や問題提起の役割を果たせない」であり、一瞬だけ盛り上がって忘れ去られ

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アンチは本当に嫉妬でアンチコメしてるのか?

 ネットで批判を浴びる方はよく「俺を批判する"アンチ"は俺に嫉妬してるから批判してくるのだ!」的な開き直りをすることがあります。

アンチは色々な場所で発生し、時には「粘着」とも評されるほど執拗に対象に対して攻撃を加えようとします。

何故アンチは本来嫌いなはずの対象に、積極的に関わろうとし、嫌悪対象にある種の情熱さえ抱いてしまうのか?

その理由について、よく語られるのがsyamu_gameさん

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二度読みは無駄か、効率的か?

二度読みは無駄か、効率的か?

ネットの普及に伴って「読みもの」が増えたと思う。ネットサーフィンをすれば次々と新しい記事が出てくるし、その間にもサイトの端にはカスタマイズされたおススメ記事が次々に表示される。

これらに次々と目を通している時、無意識に「斜め読み」か「流し読み」をしているらしい。確かに「ふ~ん」「ヘ~ッ」「おもしろ~い」と思って読んでいるのだが、寝る前などに意識して「本日読んだ記事」を思い出そうとすると、内容の「

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顔

SNSなんてものをやっていると、薄っぺらい画面の向こうにいる人々の顔かたちがぼやけてわからないような感覚になる。

それはごく近しい人でも同じことで、冷たいディスプレイに流れる言葉と、その人の表情がどうにも結びつかない。

「(笑)」とか「www」とかつけてるけど、その文字を打ち込んでいるあなたの顔はたぶん、笑ってない。

今の「あなた」っていうのは、この文章を見ている、いわゆる「あなた」のことで

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SNSが若者の恋愛にもたらした壁

SNSが若者の恋愛にもたらした壁

これまで何人のアーティストが「あなたを知りたい」と歌ってきたのだろう? 恋をした相手のことを知りたくなるのはいつの時代も共通だ。

今は検索窓に名前を入力するだけで、意中の彼(もしくは彼女)に関するいろんなことがすぐにわかるだろう。仲良くしてる友人、お気に入りのカフェや昨晩何を食べたのかも。

かつてインターネットはセカンドライフだった日本でSNSが本格的に普及してから10年の歳月が経つ。その登場

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