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いまさら聞けないファション語【オシャレは足元から】


オシャレは足元からという台詞がある。

確かにオシャレだなあと思う人の靴はオシャレというより、ピカピカに磨かれていたり、丁寧に扱われているなあと感じる。

足元への心遣いが大切なのであろう。

靴の色使いや清潔感があるだけで、地味な格好をしていたとしても、全体が映えるモノである。

さて私いちょうよもぎは服屋の店員なのだが、足元はというとオシャレとは縁遠い。

日々売り場で立ちっぱなし、歩きっぱなしで酷使される靴を2年間買い換えずに騙し騙し履き続け。

ズタボロにしてしまった。

とにかく機能だけを追い求めて、クッション性、フットワーク性に優れたウォーキング用のスニーカーを2年前に二足買った時は、 それはそれは天にも登る嬉しさであった。

フワフワした雲の上を歩いている心地で
弾むように売り場を駆け巡ったものだった。

しかし全く同じ靴。それも同じ色を二足買ったので、足元はずっと味気ない。

それでも気にしなかった。

縦横無尽に売り場を歩き回り、足の疲れを最小限に抑えたウォーキングライフを満喫していたのだが。

一年を過ぎた頃からクッションに穴が空いたのか

空気が抜けるフンフンとした音が鳴るようになった。

フンフン鳴ってるなあ。

と思って過ごしていると
もう一足もフンフン鳴り始めた。

そのうち

フスンフスン!

と音に主張が帯始め。

フスン⤴︎
プコー⤴︎
フスン⤴︎
ピコ〜⤴︎
 
と酷使され続けた踵から恥ずかしい音が鳴るようになった。

スニーカーの反抗か、完全に逝かれたと思ったが、まだもう一足あると思い呑気にしていると

同じようにもう一足も

ピコパコプー⤴︎と鳴り始めた。

最初は片足から忍び寄り、
その後両足共に高らかに鳴り

最後は

プー
プー
プー
プー

とオナラと寸分違わぬ音が一歩踏み出す度に発生するようになり。 

職場では

笑っちゃうから早く買い換えろと非難が殺到。

お客もたまに振り返る。

しかし定価一万円する靴を4割引きとは言え二足も買ったのだ。

ABCマートで1時間悩み抜いて買ったのだ。

一年ぐらいでこの履き心地の良さと、歩きやすさを手放したくない。

一年半を経てからの半年は、ピコピコ鳴らないように踵をできるだけ付けずに歩くという

もはや足のリラックスとは縁遠い奇妙な習慣が発生した。

それでもピコパコ音は半年以上続いた。

先月のこと。

とうとうピコパコ音も無くなり

フサ
フサ
フッ

と絞り尽くされた踵の枯れたような掠れたような響きだけが残り。

とうとう手放す決意をした。
一日一万歩。
屈伸運動に、爪先立ちの連続。
週5日。

よく頑張ったと思う。


そして2年ぶりの買い替え。
今回も吉祥寺ABCマートで、ウォーキングシューズコーナーで普段買わないadidasに挑戦。


いやしかしこの色使いの妙。
夜は光るし。
こんな人間がいたら友達にはなれそうもない。

しかしながら

【運動率が上がるとスニーカーは奇抜になる説】

から紐解けば、運動性に疑いなし!

背に腹は変えられない。

今回も歩きやすさ重視。

『この踵ならしばらく履いても音鳴んないっすよね』

『はっはぁ。』

とショップの店員さんと訳わからない相談をして、ABCの店内をグルグル試し歩きして選んだ二足。


通気性、クッション性、運動率を兼ね備えた上、一年履いても音が鳴らなそうな頑丈そうな踵に加え、

人によってはオシャレと思うかもしれない奇抜な2色を加えて。

今年、新たな再スタートを切る。

オシャレは足元から。

皆さん是非スニーカーと変な音がするまで共に過ごし、

そしてその向こう側までトコトン付き合ってみては?



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