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日記だったり

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日記を書いたり、思いついた情景描写だったり。 一つ一つは短め、だと思います。
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記事一覧

罪と罰、読む前の下準備

ドストエフスキーの「罪と罰」を読み始めました。
まだ40ページほどしか読んでおりませんが、早くも頭の中がこんがらがっています。
その理由は、登場人物の多さと複数ある呼び名。まるで、著者が読ませることを拒否しているようにすら感じます。
こりゃあかんと思い、「罪と罰 登場人物」で検索したら、良い記事に当たりました。

罪と罰を読むときは、これを書きうつしたものを片手に持っておくことにします。
まあ、聞

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しばらく執筆に専念

8月31日〆切の北日本文学賞に応募する作品を執筆しているので、しばらくnoteの方がおざなりになります。
まあ、誰も読んでいないでしょうが、一応お知らせしておきます(笑)

レーザー墨出し器の暴力性

レーザー墨出し器の暴力性

 垂直と水平、これは大工仕事をする上でとても重要です。どれくらい重要かというと、当たり前すぎてわざわざ誰も口にしない、サッカーで言えば「手を使わない」くらい当然の前提条件と言えます。
 昔は、下げ振りや水平器、さらには水盛缶といった道具を使いました。私は大工歴20年足らずですが、それでも下げ振りや水平器は普通に使っていました。ところが今の建築現場では、レーザー墨出し器が当たり前のように使われていま

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ひかえめに言って……

 ひかえめに言って最高
 ひかえめに言ってクズ
 少し前からこのフレーズをよく耳にします。これはつまり、「ひかえめに」の後に続く言葉を強調しているんですよね。言うなれば、スイカに塩を振るようなものでしょうか。塩によってスイカの甘味が強調されますもんね。
 使い勝手がいいので私も何度か使ったことがあるのですが、さすがにもう使い古された感がありますよね。言葉に対しては敏感であり続けたいので、今は極力使

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wwwと(* ´艸`)の関係

笑い(warai)をwとし、それを強調する際にはwwwと表現する。これをその形状から草とみなして、ついに笑うことを草(くさ)と表記するようになった。一方、笑いを表現する顔文字に(* ´艸`)←こういうものがある。ここに使われている漢字「艸」の読みが「くさ」である事は、果たして偶然なのだろうか?

保坂和志さんの小説入門を読んで

 小説とは何か。何のために小説を書くのか。そういった事を深く考えさせられる本でした。

 私は若い頃に小説家を目指して挫折し、五十歳手前で再び小説家になる事を決意しました。大工の仕事をしながらですが、生半可な気持ちで思い立ったわけではありません。ただ、この本を読んで、改めて「小説家になる、それだけが自分の夢なのか」という事を考え直しました。
 小説家になって、有名になって、テレビやラジオに出演して

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小説の勉強をしてみることにした

 2021年は、エッセイ、童話、短編小説、中編小説、長編小説と書きまくって色々な賞に応募しましたが、一つ佳作を獲れただけで、あとは全滅でした。
 若い頃ライターをしていたくらいですから、書く事は全く苦にならないのですが、よくよく考えてみると、なまじっか書けるがゆえに小説の勉強というものをした事が全くありませんでした。「俺の熱い情熱を打ち込めばいいんだろ?」といった感じで、プロットも何も立てずに、わ

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