マガジンのカバー画像

BookReview

67
運営しているクリエイター

記事一覧

『スマホ脳』スマホは善か悪か vol.901

かなり遅くはなりましたが、話題になっていた本『スマホ脳』を読みました。 個人的にはそこま…

Tsukasa Igarashi
6時間前

『嫌われる勇気』ただ今を生きる vol.875

名著『嫌われる勇気』を読みました。 大学生くらいの頃から、周りにどうみられてもいいやと思…

Tsukasa Igarashi
1か月前
7

『GIDE 田園交響楽』それは慈愛ではなく vol.854

海外古書であり哲学にあたるのでしょうか。 アンドレ・ジッドという有名な作家の田園交響楽と…

Tsukasa Igarashi
2か月前
1

『心。』理由付けか新根の強さか vol.847

久しぶりに自己啓発系の本を読みました。 同僚の国語科の教員も読んだことがあるそうで、その…

Tsukasa Igarashi
2か月前
5

『ナナメの夕暮れ』 自分探しはどこまでも vol.841

お笑い芸人が書籍? 結構、小説の中でも好き嫌いをして読んだり読まなかったりする自分からし…

Tsukasa Igarashi
3か月前
2

『フリーランス、40歳の壁』 生き方を選ぶことこそがフリーランス vol.837

別にフリーランスになるわけではないけれどという感じですが、今回はこの『フリーランス、40歳…

Tsukasa Igarashi
3か月前
8

『本日は、お日柄もよく』 vol.810

最近少し読む機会の多くなった原田マハさんの本。 今回はドラマ化、漫画化もされている『本日は、お日柄もよく』を読みました。 実のところ、この本を読み始めて実に4ヶ月くらいは経っているかもしれません。 内容が好きで読み進めていくと、本が終わりに近づくのがちょっと嫌で寝かしてはまた読んで、寝かしてはまた読んでをくり返していました。 今日はそんなこの本を読んでの感想を書いていきます。 出会いはどこにあるのか分からない主人公の二ノ宮こと葉はどこにでもいるようなただのOLでした

『夢をかなえるゾウ』変わると変われないの境目にあるのは? vol.807

大学生の頃に一度読んだことがある本。 当時は、自己啓発とも分からずなんとなく有名だから読…

Tsukasa Igarashi
5か月前
3

『82年生まれ、キム・ジヨン』 悪いのは社会か男か vol.789

本の表紙は絶妙に気を惹かれる本です。 『82年生まれ、キム・ジヨン』映画にもなっているので…

Tsukasa Igarashi
6か月前
4

『ベニスに死す』その感情は一体なにものか? vol.770

有名な映画を原作の本にした作品『ベニスに死す』 本当に最初はただの変態おじさんの余生と言…

Tsukasa Igarashi
7か月前
1

『はみだしの人類学』わたしはわたしだけのもの? vol.767

明日は対話の先生塾の読書会です。 こちらの本を紹介させていただきます。 『はみだしの人類…

Tsukasa Igarashi
7か月前
7

『「空気」の研究』私たちを支配するあいつ vol.763

一見おもしろそうなこちらの本、空気と呼ばれると、私たちも理解しているあの空気のことを指し…

Tsukasa Igarashi
7か月前
1

『ゆるい職場』職場に何を求めるのか vol.715

みなさんは職場に何を求めますか? もし、職場にいてもそれほどの仕事が割り振られず、決めら…

Tsukasa Igarashi
10か月前
2

『人形の家』見えざるところで見える人間性 vol.697

私が読む上で苦手としている舞台本。 今回の本は『人形の家(イプセン)』。 以前読んだ本と比較すると登場人物も少なく、話も分かりやすかったためにサクサクと読むことができました。 ただ、改めてその時代の背景や文化などを聞いてみると、意外と分かっていなかった部分が見えてきたりと視点を変えて本を楽しめました。 今日はこの『人形の家』を読んでの感想を書いていきます。 「あたしは何よりもまず人間なのよ」この本を読んでいて感じる違和感、それは最後の最後にはっきりとしてきます。