人材教育家でマナー講師の井垣利英です。今回は、串揚げ、串焼き、焼き鳥、串カツといった、串にささった食べ物を、美しく美味しく食べる【ちょこっとマナー】を紹介します。

串揚げ、焼き鳥、串カツって、美味しいし、気軽に食べられるから人気ですよね。今まで、仲良しの男の人たちとごはんに行くときは、必ず、炭火焼きの焼き鳥屋さんが候補にあがる。

そんな気軽に食べられるB級グルメも、どうしたらキレイに食べられるのか？ 私は色々と【ちょこっとマナー】を研究しています。

◆私は、テーブルマナーのプロフェッショナル☆

ちなみに私は１５年以上、毎月、フランス料理と日本料理の【テーブルマナー講座】を開催し、企業様の【社員研修】やイベント、高校の修学旅行などで、合計３０００人以上にテーブルマナーを教えてきました。

また、テレビや雑誌でもテーブルマナーは人気のネタで、テレビ出演の際、篠原涼子さん、辻希美さん、鈴木奈々さん、阿佐ヶ谷姉妹さんなど、多くのタレントさんたちに、テーブルマナーをクイズ形式でご指導しています。
※今までのテレビ出演、マスコミ取材の実績はこちら

◆テーブルマナーの基本は「美味しく食べること」

この写真は、両国国技館で相撲観戦中に、うちの会社のスタッフが焼き鳥を食べているところ。本来はこんな感じで、串にささった焼き鳥に、そのままかぶりつけばOK！！

だってB級グルメの良いところは、これでしょ？！ 人の目を気にせず、自分が美味しければOKだし、気軽に食べるから美味しいのです。

マナーって臨機応変です。テーブルマナーは「美味しく食べること」が一番大切だと私は思います。いくらキレイな食べ方を知っていても、美味しく食べられなかったら本末転倒だから。

食べ物だけでなく、食べるシーンや一緒にいる相手、その場のムードなどによって、食べ方を使い分ければ良いと思うのです。いつもいつもかしこまっていたら、疲れるだけだからね～。

◆デートや接待などでは、キレイな食べ方【ちょこっとマナー】を知っているとお得

普段は、串にかぶりついて食べればOKです。でも、デートや接待など「キレイに見られたい」とか「上品に食べた方が良い」シーンもありますよね？

そんなイザというときに、知っておきたい串揚げや串焼きの【ちょこっとマナー】を紹介します。今回は、串揚げの食べ方マナーを例に紹介します。

【串揚げのキレイな食べ方マナー】

１．揚げたてを「すぐ」に食べる

串揚げは、揚げたてアツアツを食べるのが、美味しく食べる基本！ 舌がやけどするくらいの速度で、すぐに口に入れたい。出てきたらすぐ、ソースや塩などにつけて、瞬時に口に入れましょう。

２．つけるソースが色々ある場合は、お店の「おススメ」を試そう

私が行きつけの名古屋『創作串揚げ つだ』では、ソースが色々種類があります。具材によっておススメのソースが違うため、串をおススメのソースに向けて置いてくれます。

最初は、おススメのソースで食べると良いです。プロがすすめるものを試すことは、自分の世界が広がって楽しいから♪

３．「二度づけ禁止」のお店の場合は、一度だけつける

ソースをみんなで使う場合は、ご存じだと思いますが、うっかり二度づけしないように気をつけましょうね。

４．大口サイズは、一口サイズに切る

２～３口に分けないと食べられない大口サイズは、お皿の上でお箸で切ります。

５．切り分けたものを、お箸で食べる

一口サイズにお箸で切ったものを、お箸で口に運びます。

ただ、お箸で切っているので断面はこんな感じで、美しくありません（笑）断面までキレイにしたい場合は・・・

◆断面までキレイ「SNS映え」にこだわる人へ。おススメの食べ方マナー

私のように『食べログ』をやっていたり、インスタなどで「映え」を意識している人におすすめなのは、お店の人に「ナイフを借りる」ことです（笑）

私はいつも、こんな感じでナイフをお借りして『食べログ』の撮影をしています。断面も美しく撮りたいので。

ナイフを借りて撮ると、断面がこんなにキレイに切れるのです。食べるだけなら、ここまでこだわる必要はないと思いますが（笑）一応、私は「いつもナイフを借りている」ことをお伝えしておきます。

◆まとめ

キレイな串カツの食べ方【ちょこっとマナー】を紹介しました。何より大切なのは、おいしく食べること！！ ニッコリ笑顔で「おいしい！」と言いながら食べれば、一緒に行く人も、お店の人もきっと喜んでくれます。

人目を気にして、キレイに食べることは、イザという席で意識できれば十分ですよ。美味しいものを美味しく食べることで、心身も元気になれます。気楽に、かる～く楽しくいきましょう♪

⏬プロフィール 井垣利英（いがきとしえ）☆マナー嫌いだった私が、マナー講師になるまで

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