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2023年の振り返り

昨年も書いたので今年も振り返りを書いておく。今年はプライベートも色々あったので、仕事以外の話も多め。

プレックスのエンジニア組織

エンジニア組織を振り返ると明らかにフェーズが変わったなと感じる。それは2022年末と2023年末の時点での数値を見ても明らか。

  • 社員数: 4 → 8(内定承諾ベースでは11)

  • 業務委託・インターン含むメンバー数: 9 → 25

  • チーム数: 1 → 4

  • マネージャー数: 1 → 3

今年は新規SaaSのコンセプト変更があり、副業の方と2人でプロダクトを作り直すところから始まった。年末年始も出社して設計ミーティングをしたり、久しぶりに締め切りのある開発に追われ、ライブ感のある日々だった。その一方でダイレクトリクルーティングの方は徐々に手離れしていき、リードエンジニアの方にメンバーのマネジメントも含め、お任せすることができた。

SaaSのリリースを3月に終えてからは、エンジニアのミッション・バリューや目標制度・評価制度の策定に時間を使っていた。取り組むきっかけとしては、全社としてもバリューを見直すタイミングだったこと、事業が成長したり、メンバーが増えていく中で、こういう行動をしていくと会社の成長に直結するであったり、こういう行動がプレックスのエンジニアらしいというのが見え始めたという2つがあった。目標制度は昨年から試験的にトライしていたのだが、やはり不確実性の高いスタートアップであることや会社の特性からか、やるべきことが3ヶ月単位でも変わってしまい、運用が難しかった。最終的には目標制度は導入せず、能力と行動の2軸の評価制度のみを導入するという着地になった。このあたりはどんなメンバーがいるかであったり、どんなプロダクトを提供しているかによっても変わってきそうだなとは思っているので、引き続きメンバーや知見のある方と議論して、より良い形を模索していきたい。

後半は主にコーポレートチーム、マーケティングチームの立ち上げと採用に注力しつつ、残りの時間をSaaSの開発に充てていた。

今年に入って、人材紹介事業が急成長していること、M&A事業を今年から開始したことから社内システムやランディングページの開発・改善ニーズが高まってきた。以前までは業務委託の方にお願いしていた部分ではあるのだが、これらのシステムの比重が今後も高まっていきそうなこと、テクノロジーによるオペレーションの効率化が競合優位性に繋がっていきそうなことから内製化の意思決定をした。採用活動の甲斐もあり、半年ほどでようやくチームと呼べるような人数になってきた。来年は今のメンバーとともに、社内の要望に応えてしっかり価値提供をしていく部分はもちろん、既存のシステムをメンテナブルな状態にしていくことやエンジニアならではの目線での効率化といった部分にも注力していきたい。

採用に関しては1年間ずっと取り組んでいたのだが、前半はあまり結果が出ておらず、迷走していた時期だった。採用に関する本を何冊も読んだり、周囲の人に相談したりはしていたが、結局は銀の弾丸はなく、できることを1つずつやっていくしかないんだなという結論に達した。そうしていく中で、協力してくれる人も増えてきて、少しずつ結果が出てきた。特に今年はエンジニア職以外の採用に取り組んだり、新しい転職エージェントを開拓したり、エージェント向けのコミュニケーションに力を入れたりと、自分の中の引き出しが広がった気がしている。来年は採用の型化と採用に関わるメンバーを増やすことに取り組んでいきたい。

==== ここからプライベートの話

同棲を始めて、結婚した

4月に同棲を始め、10月にプロポーズをして、11月に入籍した。10月からはオスの子猫をお迎えしたので、度々のアクシデントはありつつも、楽しく暮らしている。

来年の4月には結婚式も予定しているので、お世話になった方々への感謝をしっかり表現できるようにしたい。

ワインエキスパートを取った

昨年からワインにハマり、会社の同僚が受けていたこともあり、気軽な気持ちで受験してみることにした。やはり日本で一番有名なワインの資格ということもあって、将来何らかの形で役立つのでは?という邪な気持ちもあった。

1次試験はひたすら暗記する筆記の試験で、理系だったせいか大学受験時代でもこんなに暗記を頑張ったことあったかなと思うほどだった。今が暗記を重要視する脳の使い方をそんなにしていないからというのもありそうだが。この試験を通じて「記憶」というものにも興味を持ったのでGWや時間のある時に多読してみたいと思う。

2次はテイスティングだったので1次とは打って変わって楽しかった。オンラインのワインスクールで講義を受けたり、職場の近くのワインバーに行ってマスターにブランドで出してもらったり。ワインのテイスティングというと生まれもったセンスが求められ、抽象的というイメージがあったが、そもそもコミュニケーションに使われるものなので共通言語である必要があり、体系的なアプローチが確立されていることも意外だった。そうしたアプローチを学ぶことにより、日常でワインを飲む際にも以前より考えながらワインを楽しむことができているように思う。

Instagramのフォロワー数が3000を超えた

2年前から始めていたInstagramで、特に運用も変えず2週間に1回投稿していただけなのだが、フォロワーが思ったより伸びた。

正直続けるかどうかも悩んでいたのだが、今年の後半に1件、案件のお話をいただいた。その案件を通して課題を抱えている人が数多くいて、自分がそれを解決できるのではないかという実感を得ることができた。来年は根本から運用を見直して、より多くの人に価値を届けられるようにしていきたい。

野球

地元のチームでは19打数6安打で.316だった(3割バッター)。東京のチームの成績はスコア取ってないのでわからないが、出る大会のレベルを間違えてコールド負けを2回喫した。

読んで良かった本10選

  • ビジョナリー・カンパニー

  • ビジョナリー・カンパニー 2

  • Hot Pepperミラクル・ストーリー

  • 図解 組織開発入門

  • 図解 人材マネジメント 入門

  • リーダーの仮面

  • 人が増えても速くならない

  • 大岡弘武のワインづくり

  • 星の王子さま

  • 流山がすごい

2024年に向けて

2023年、自分にとっては30代としては初めての1年であり、ライフステージが変わった1年でもある。その1年を過ごしてみて思ったことは諦めることがいかに重要かということだ。

仕事でもプライベートでも2023年の初めに思い描いていたことにリソースを割くのが難しい場面がいくつかあった。プロダクト開発と同じでやるべきことにフォーカスすることがますます大事になってくるということを身をもって実感した1年だった。

とはいえまだまだ31歳、バランスは考えながらも、どんどん新しいことにも挑戦していきたい。

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