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Vol5 移住資金はこうして準備する!

お金はすぐに貯まりません。そこで、移住資金は「どのようにして準備すれば良いのか??」について書いてみました。

こんにちは、移住専門FP「移住プランナー」の仲西といいます。
ここでは、これまでの17年間の活動、2000組以上の移住相談対応から
皆さんに役立つ情報を書いています。
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1⃣ キャッシュ・フロー表が重要



移住資金はどのように準備をすれば良いのでしょうか?
大切なことは、計画を立てること。
いつ移住をするのか?それに向けてどのように資金を準備していくのか??
そこで私がおススメするのが、「キャッシュ・フロー表」の作成です。

え??「キャッシュ・フロー表」なんて作成できない!
と思うかもしれませんが、簡単なものでも良いのでTRYして欲しいです。

では、どうして、「キャッシュ・フロー表」が必要なのか?
それは、移住をするために、そして夢の実現のために、
いくらのお金が必要で、いくらのお金が不足しているのかを明確にするためです。

不足金額を明確にすることで、その調達方法を考え、資金不足の問題をクリアにします。

何故なら、資金のめども立たないのに、移住を考えても実現は難しいからです。
私はこれまで、そのような人とたくさん見てきました。
そしてほとんどの人は、移住を途中であきらめていきました。
ですから、資金についてある程度の見通しを立ててから、移住に向けて進めるのが理想ですね。

2⃣ キャッシュ・フロー表の見本

【モデル】 
①50代夫婦。子供が来年大学を卒業し家を出る予定。
②現在は賃貸マンション。
 広い家(戸建て)に住みたい。空き家を購入予定。
③3年後に早期退職し移住を計画。
④移住後は家庭菜園を楽しみたい。犬を飼いたい。

以上のような、ファミリーのキャッシュ・フロー表を作成。
このキャッシュ・フロー表を作成する最大の目的は、移住をするための必要資金(不足金額)を明確にすること。

ここでは、移住時に630万円が不足することになります。
そこで、この630万円の調達方法を考えて、問題を解決することで、
移住への一歩がスタートします。

3⃣ 移住資金の調達方法

移住資金の調達方法は2段階に分けて考えます。

第1段階は、自己資金の調達です。
まずは、自分(家族)でどれだけ、資金を準備できるかを考えてみます。
項目は次のようなものがあります。

①   収入の増加
②   支出の削減
③ 定期預貯金の解約
④ 資産の運用
⑤ 家(資産)の売却
⑥ 退職金

第2段階はその他の調達方法です。
項目には次のようなものがあります。

①  近親者等からの借り入れ
②  親からの生前贈与
③  金融機関からの融資
④  国や自治体の助成金等

まず、「自己調達資金」で検討を行い、そのうえで不足額に対し、「その他の調達資金」で検討を始めることになります。

「自己調達資金」で資金を把握し、「その他の調達資金」で資金を充填するイメージです。

ちなみに、移住資金の準備は時間が長いほど有利です。
だって、お金はすぐに貯まりませんからね。
移住を考えるのならば、できるだ早くから、移住資金の準備に取り掛かることが大切となります。

4⃣ TOPの画像


私の大好きな場所、和歌山県南紀白浜。
写真は、白浜アドベンチャーワールドのパンダです。
パンダといえば、東京の上野動物園が有名ですが、実は、日本で一番多くのパンダがいる施設です。
ちなみに、中国以外では世界で一番、パンダがいる施設もここです。
さらに、赤ちゃんが生まれた実績数も、中国以外の動物園では、世界一だそうです。
このパンダ好きにはたまらない白浜町。
近くには、白砂の美しい白良浜があるなど、移住者にも人気の場所ですね。
東京からの直行便もあるのもすごいですね。


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移住専門FP「移住プランナー」として活動をしています。これまで17年間2000組以上の移住相談に対応をしてきました。ここでは、私の経験からお役に立てる情報を日常的に綴っていきます。「移住」という夢の実現にお役に立てればうれしいです。大阪出身、北海道と鹿児島の3拠点生活中。