見出し画像

Vol16 宮崎へGo!移住の心得

宮崎といえば、南国ムードが漂う温暖な気候ですよね。サーフィンなどのマリンスポーツを楽しむために移住をしたけれど、中には移住を後悔する人がいます。

こんにちは、移住専門FP「移住プランナー」の仲西といいます。
ここでは、これまでの17年間の活動、2000組以上の移住相談対応から、
皆さんにお役に立てる情報を発信しています。
気に入った方は、フォローをしていただけると嬉しいです。



1⃣ 南国宮崎は移住者に人気のまち

宮崎の年間の平均気温17℃は、沖縄と鹿児島に次いで第3位です。さらに、年間の快晴日数54日は、西日本でNo1です。
この温暖な気候を利用して、サーフィンなどのマリンスポーツを楽しむ若者がたくさんいます。
とくに、サーファーに人気の日向市の金ヶ浜や小倉ヶ浜には、全国のナンバープレートを見ることができます。

また、海と山に囲まれた宮崎には、美しい自然がたくさん残っており、そこに魅了された人がたくさん移住をしています。

2⃣ 宮崎に移住して失敗したと感じる原因は


1.趣味に飽きて失敗

田舎に移住をする理由として、趣味をあげる人は多いです。
とくに、温暖で自然の多い宮崎には、サーフィンなどスポーツの趣味を生かそうと、移住をする人がたくさんいます。

「毎日、最高の波でサーフィンが楽しめる」と、好きなことが毎日できるのであれば、多少の不満も気にしないでいられるでしょう。
しかし、どれだけ美しい景色や趣味も飽きてしまうものです。

田舎に移住をした人が、再び都会に回帰する一番の理由は「田舎に飽きた」であると言われています。

2.利便性の悪さに失敗

宮崎県は南北に長い、面積の大きな県です。
その総面積は、九州では鹿児島に次いで2番目です。

ただし、たくさんの離島を抱える鹿児島から離島の面積をのぞくと、宮崎が1位になり、海岸線の長さはなんと397kmもあります。

このことから、宮崎はお隣の県に移動するのも一苦労です。
最近では、高速道路網も整備が進んでいますが、各市町村間も離れていることから、「陸の孤島」と呼ばれる町もまだまだあります。

有名な日南海岸線をドライブするのはステキに思えても、実際にそこで生活をすると、移動に時間を要してしまいます。

3⃣ 宮崎移住を成功させるには


1.新たなことにチャレンジ

「人間は飽きる動物」ですよね。
移住の目的に飽きてしまったことで、移住を断念するのはとても残念なことです。

そこで、移住先で新たなことにチャレンジするのも大切です。
田舎に移住をすると新しい発見がたくさんあります。
また、地域に溶け込み仲間が出来ることで、新たにチャレンジするものも見つかったりします。

それまでの趣味を活かしつつ、新たなものにチャレンジすることで、移住の成功に結びつくのではないでしょうか。
自然に囲まれ一次産業や、観光事業が盛んです。
また、長い海岸線から漁業も盛んです。
宮崎には素材がたくさんありますので、ぜひチャレンジして欲しいですね。

2.移住前に地域情報を収集

南北に長い宮崎県では、利便性がそれほど良くないために、移住をした町で生活の全てを完了する必要があります。

そこで、宮崎に移住をするのならば、それぞれの地域の気候や交通、住宅、仕事などの情報を収集し、自分にあった地域を見つけることが大切です。

また、移住体験事業などに参加することもオススメです。

参考までに、南北に長い宮崎を3地域に分けて、代表される市の特徴をご紹介いたします。

① 延岡市(北部地域)
延岡市は、人口およそ11万人の宮崎で3番目に大きな町です。交通事情が良くなく、陸の孤島とも言われていますが、町全体がコンパクトにまとまっています。
観光スポットとして有名な高千穂峡へのアクセス路にありますが、市外から訪れる人はそれほど多くありません。

② 宮崎市(中部地域)

県庁所在地の宮崎市は、人口40万人の県内最大の町になります。
駅周辺には県内最大の繁華街「橘通り」があり、地元デパートや大手企業が立ち並んでいます。

また、宮崎空港へは宮崎駅からおよそ10分の距離です。
近年は、LCC航空も就航したことで東京からの利便性もアップしています。

③日南市(南部地域)

人口は5万人弱と県内では5番目の町です。
サーフィンが盛んな日南市は若者が集まる町として有名です。
企業は少ないですが、サテライトオフィスやベンチャー企業も多く育っており、魅力ある町です。


宮崎県はカラッとした南国の明るい性格の人が多く、移住者も地域に溶け込みやすい町と思います。

移住を成功させるのに大切なことは、上手に地域に溶け込むことです。
地域の人と触れ合うことで、また新しいものを発見できれば素敵ですよね。太陽と海がきらめく宮崎で、ぜひ移住を成功させてください。

4⃣ TOPの画像

私のおススメ移住地を紹介

宮崎県日向市小倉ヶ浜
南北4㎞にもおよぶ日向市を代表するビーチです。
また、全国屈指のサーフスポットでもあり、1年を通してサーフィンが楽しめます。
とにかく、ビーチの広さに感動します。
ただ、長いだけでなく、幅もあるからです。
防風林を抜けてから、浜までが長いのです。
私も浜辺まで行くのに疲れました。(笑)
こんな広い海岸の砂浜に、毎朝、自分の足跡を残してみませんか。
そして、横にワンちゃんの足跡を残してみれば・・・
こんな一日の始まりなんて最高ですねよ。

最後まで読んでいただき有難うございます。
気に入った方は、フォローをしていただけると嬉しいです。

移住専門FP「移住プランナー」として活動をしています。これまで17年間2000組以上の移住相談に対応をしてきました。ここでは、私の経験からお役に立てる情報を日常的に綴っていきます。「移住」という夢の実現にお役に立てればうれしいです。大阪出身、北海道と鹿児島の3拠点生活中。