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#ほぼ日の塾とわたし
楽しかったより、悔しかったという方が、
あの時期の気持ちを表す言葉としてはあっている気がするけれど、
それでもやっぱり楽しかったと言いたい、
僕にとって「ほぼ日の塾」はそういう場所でした。
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ほぼ日の塾には2017年の2月から6月、
第3期生として参加しました。
大学生の頃から読んでいたほぼ日のことを
知ることができるなんて楽しそうだと思った、
というのがいちばんの動機です。
参加し
散った桜が集まっているのを見て思った。
週末をこえると4月になっていた。新年度。
桜はこのタイミングにあわせて満開、とはいかず、少し早く散りだしている。早い変化に慣れすぎたせいか、あれだけ待ち望んだ桜が散ることに悲しさはあまり感じない。
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3月と4月。連続した二つの月だけれど、終わりと始まりと捉えれば、それらは対義語となる。
たしかに、年末年始の静的な切り替わりとはうってかわって、わりとダイナミックな変化がある。住む場所が
怯えることなく生きたいと思った。
羨ましいという思うことすら少し躊躇いそうになるくらい、美しい生き方だった。
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「人生フルーツ」、津端修一さん・英子さんの建築家夫婦を追いかけたドキュメンタリー。
友人に勧められたから観てみよう、くらいの軽い気持ちでチケットを購入したということもあり、初めはどうしてこの二人が選ばれたのかがわからなかった。ただ淡々と日常を繰り返す姿に、少し退屈さすら感じていた。
こんなにゆるい日常
勝手にふるえている。
僕の見たもの、聞いた音、感じたことが、僕の世界だ。
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頭の中が誰かと共有できない以上、僕の世界は僕だけのものでしかなくて、それが誰かと異なっていたとしても決して責められることはない。
だから僕らは、自分の世界に手を加える。それは写真加工アプリを使って彩度を上げるような、余白をトリミングするような、そういった類の、うまく生きていくための加工だ。
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その加工によって、世