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「センスは勇気。」


今日のブログはこちら!


自己成長を目指すなら、人を信じるスタンスをとるべき。


ここを理解したかったら読んでみて!


では、本題。


映画・「ビル・カニンガム&ニューヨーク」を観た。

”最高のファッションショーは常にストリートにある。”


と言い、いつも同じ青い作業服を着て自転車に乗り、ニューヨークの街に出てファッションを撮り続ける男・ビル・カニンガム。

50年以上もファッション文化を追い続けた彼に撮影されることは、一つのステイタスともされていて、ファッション界からは一目置かれている。


そんなストリートスナップの元祖的存在としてニューヨークで活躍した写真家を追ったドキュメンタリー映画。


2016年に亡くなられてしまったけど、彼の生きる姿勢、仕事の姿勢は、誰もが知るべきだと思った。



彼を観れば、”楽しんでいる人間が最強”だとわかる。


彼は、

私は働いてはいません。
好きなことをしているだけです。


と言っていたように、撮影することをとにかく楽しんでいたんだよね。


自分のパーティですら撮影していた際、「ここでも仕事するなんて」と言われ、

仕事じゃなくて喜びだ。
1枚も逃すもんか!


と返すほど、本当に喜びを感じていた。


注目は、ファッションショーに参加し、撮影している時の彼の眼だ。


これが本当の「眼がキラキラしている」状態だとわかる。笑


彼のように好きを仕事にするのは簡単じゃないし、別に好きなことを仕事にしなくてもいいとは思う。
(というか俺は「好きを仕事」がビジネストーク過ぎて嫌いだ。)


だけどやっぱり、好きなことをして、人生を楽しんでいる人間が最強なんだよね。


金でも名誉でも名声でもフォロワー数でもない。


最強なのは楽しんでいる人間だ。




そんな50年以上もストリートスナップを撮り続けている彼が、

誰にでもセンスはある
ただ勇気が無いんだ


と言っていたのがかなり印象的だった。


これは、同じスタイルが溢れかえった最近のファッションについて語ったもの。


この言葉は彼が言うんだからかなり説得力があるよね。



ファッション界はトレンドの流れがとてつもなく速く、遅れてしまうと”ダサい”と思われる。


だから多くの人がトレンドに乗り遅れないようにするんだけど、結局同じスタイルになってしまう。


さらにトレンドに乗ることだけを必死になっているから、自分がもともともっているセンスは磨かれない。


ここを残念がっていたんだよね。



ただこれは何もニューヨークのファッション業界だけの話じゃなく、どの業種業界でも言えることだ。


トレンドに乗ることはたしかに大事なんだけど、それは自分自身のセンスではない。


つまり個性的とは言えないんだよね。


センスを磨くには、個性を出すには、勇気が第一に必要なんだ。


もしかしたら勇気を出せば、トレンドとは真逆のことをしてしまい、ダサいと思われるかもしれない。


だけど勇気を出さなければ、自分の持っているセンス・個性は磨かれない。


そもそも個性的やセンスがある人っていうのは、大衆とは違うからそういう評価を得れるんだ。


「センスがある」と「ダサい」は紙一重だとは思うけど、個性を出し、センスを磨かなかったらもったいよね。


そこを恐れず勇気を出すには、やっぱり楽しめているかどうかじゃないかな。


楽しんでいる人間が最強だ。

センスは勇気で磨かれる。


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