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音楽・ライブ好き。一旦ライブのliveな熱量を感じると、CDを聴いても熱量が脳内再現で…

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音楽・ライブ好き。一旦ライブのliveな熱量を感じると、CDを聴いても熱量が脳内再現できると思っています。そのため国内アーチストさんのライブに足繁く通っています。

最近の記事

一番怪しげな展示台、なう

先日、怪しさてんこ盛りな、恥ずかしい詐欺的な展示台を見ました。 それを作ったのは、お約束のゾクゾク・ソニーさん。 定番のゾクゾク具合の発揮です。 ワイヤレスノイキャンヘッドホン・MDR-1000Xの展示です。 まずこの商品ですが、ノイキャンは素晴らしいです。驚くくらいの効果が有ります。 ただし肝心の音ですが、ノイキャンを効かせて心地よく眠れるように考えられているのか、狙い通りの非常に眠い音です。。 展示台の内容ですが、まずトップのキャッチコピーですが、ハイレゾ"級

    • 軽い嘘を平気で言うひと

      相手の無知に付け込んで、軽い嘘や不正確な情報を意識的に言い続け、結果的に相手を騙して得をしようというひとがいるようです。 "軽く"不正確なだけなので、本人は特に気にもせず、また罪悪感も無いようです。そうして半無意識に相手を騙している状況に慣れてしまい、無感覚化が進行するというパターン。 これが個人レベルの会話だけの話なら「困った人」で笑い話にもなります。 しかし企業が消費者に対して行い、その結果から利益を得るような話になると、悪質性が一気に上がります。 かねてから訴え

      • だから「級」って何?

        『ソニーは、L'Arc~en~CielやJUJU、MAN WITH A MISSIONらを起用し、ヘッドホン「MDR-1000X」や「h.ear on Wireless NC」、ウォークマンAシリーズなどをアピールする「ハイレゾ級ワイヤレス ゾクゾクムービー」の公開などを行うプロモーションを本日10月17日より展開する。』 とのこと。 今年1月9日の投稿「ハイレゾ機器の "その....実は.."」でも書いた事が、今このような始末になっています。 ハイレゾ対応機器と言って

        • ハイレゾ崩壊序曲?

          「ハイレゾ」も一時のようなメーカーや店舗の鬼押しも落ち着き、コンポやポータブル機器を中心に普及価格帯での売り文句の一つに定着しつつあるように感じています。 今までにも書いてきましたが、「ハイレゾ」には何の新規性もなく、単にCDより情報密度が高い旧来の論理フォーマットを指してるだけの物です。 CDのように物理フォーマットが決まっておらず、再生する際に使用する環境・ハードウェア・ソフトウェアによって、聴こえる音質はいかようにも変わってしまう。 なのに何の基準や根拠にも基づか

        一番怪しげな展示台、なう

          自ら非本物を売り込むメーカー

          ハイレゾとは何かという明確な実態が無いことから、諸説プンプンな音楽業界。 学者さんも巻き込んで、ハイレゾは検知出来る・出来ないの議論が続出しています。 私は以前からハイレゾの効果は、可聴帯域内(20kHz以下)のデジタル化された音情報の密度が上がることに、実メリットがあると言ってきた。 そのために再生機器での20kHz以上の高周波再生よりも、可聴帯域の再現性を上げることが一番重要と思っている。そうした時には確実に"ハイレゾ"の効果は誰でも実感できる。 しかし、楽曲製作

          自ら非本物を売り込むメーカー

          懲りもせず復活のようです。。

          何故かカオス広告が復活。まだやってるの、ソニーさん....? ①ハイレゾは16kHzからですか? 新説? ②ハイレゾ対応機器要求の40kHz以上には音楽信号が無いですよー.... ③なぜ比較音源がAAC 96kbps?定額配信だって256kbpsとかあるでしょ?CDより高音質って宣言してるのに意味不明。

          懲りもせず復活のようです。。

          ちゃんとしたメーカー!

          以前に「恥ずかしいメーカー」としてソニーのハイレゾサイトの記載内容について書いた。 あのサイトではその他に、MP3も「ハイレゾ相当」になるという自社技術の宣伝を「ハイレゾ」の説明に入れ込んでいたり(それが本当ならだったら皆128kbpsのMP3をgetしてハイレゾ相当で聴けばいいよね!)、サイト冒頭ではCDより高音質と言っているのに、比較試聴ではなぜかAAC 192kbpsと比較させたりと、訳のわからないカオスになっている!! これじゃあ、日本で詐欺事件が日常的に行われて

          ちゃんとしたメーカー!

          ハイレゾ は 高音質 なのか?

          すごく基本的なポイント。 でも、とっても誤解が多いポイントでもある。 “ハイレゾは高音質なのか?” ソニーのハイレゾ・オーディオサイトでは、以下のように最初に「高音質」という宣言がされている。 「つまりハイレゾはCDを越える高音質のこと」という部分です。 ハイレゾは高音質だと言い切ってますね。 余談ですが、CDの開発会社であり、しかも連結子会社のソニーミュージックでCDを今もバリバリ売っているにもかかわらず、「実はCDは音を全部収録しきれなかった...」って言っちゃ

          ハイレゾ は 高音質 なのか?

          やっぱり恥ずかしいメーカー.....

          店頭展示や広告内容がおかしいと、以前に幾度か指摘してきたメーカーのSONY。 最近はどうなっているのか、そのハイレゾ特設サイトを恐々と覗いてみた。 随分と内容が変わっていました。 私が指摘していた内容も削除されており、少しは説明しようと言う態度が見えました。 しかし根本的な理解が無いことは、相変わらずのようです! 「ハイレゾとは?」 疑問について分かりやすく説明するようです。

          やっぱり恥ずかしいメーカー.....

          最近ハイレゾ音源を購入して驚く

          もう季節は過ぎて、夏日が続くこの頃です。 プライベートでハイレゾが聴けるシステムは、なんだかんだで出力(スピーカー/HP)4通り、ポタアンを含むアンプ5通りになっています。でもやはりそこはオーディオの怖さで、何か新しい物が欲しくなってきたり。。。 そんな中最近購入したあるハイレゾ音源の進歩に驚いた事があった。VICTOR STUDIO HD-Musicから購入した、家入レオの「僕たちの未来」だ。 CDも購入しているので、興味半分でいつものようにupconv.でハイレゾに

          最近ハイレゾ音源を購入して驚く

          「ハイレゾ」とは? その定義は科学的なのか?

          「ハイレゾ」って一言で分かったつもりになっているけど、実体はなんなのだろう。 CDスペック以上のデジタル音源という事だけど、そもそもCDがデジタル音源世界の赤ちゃん的駆け出し存在です。これから数十年・数百年の技術進歩の中で、人間は様々な形のCD以上のデジタル音源に出会って行くことになるでしょう。 我々が今時点では想像もつかない将来のデジタル音源化方法も含めてしまう形で、「CDスペック以上」と言ってしまうのは、非常に乱暴な言い方ではないだろうか。 「ハイレゾ」の定義を、例

          「ハイレゾ」とは? その定義は科学的なのか?

          ハイレゾ機器の "その....実は.."

          今年も引き続きハイレゾ商法にまつわる、怪しいもろもろ話をする。 ハイレゾ対応機器って、40kHz以上の再生周波数特性があるって理解ですよね。 でも実はこれも相当怪しいという、禁断の実話です。 一部のハイレゾ対応機器では、仕様書に周波数特性が記載されていません。高周波再生とさんざんアピールしているのに、いざ仕様書となると急におとなしくなるメーカーさん。 なぜ堂々と40kHzオーバーの再生周波数を書かないのか! オーディオ機器には各種のOUTPUT端子が有ります。 ス

          ハイレゾ機器の "その....実は.."

          カクシンハン or ムチ? ハイレゾ広告の謎 (改定版:更に深い闇)

          以前に下の広告がおかしいという記事を書いた。読み直してみると、より本質的におかしい部分があることに気が付いた。 その部分を書き直して再投稿します。 これハイレゾ推しの某メーカーの広告です。 「圧縮しない、この快感。」というのがキーメッセージのようです。 あの、、1982年から発売されているCDも圧縮していませんが。。。 もっと言えばその前のテープ時代も含め、特に日本ではオーディオの主流が「圧縮した」音源になった事は一度もありません。 そして、まさにハイレ

          カクシンハン or ムチ? ハイレゾ広告の謎 (改定版:更に深い闇)

          呆れを越して怒る♦ハイレゾ推しのウスバカゲロウ♥

          ウスバカ  ゲロウ♥ スペースで切るところが違うでしょうかぁ? 昨日、家電量販店のオーディオコーナーで遊んでいると、とんでもないものをまた見てしまった。 私が「おかしい」と度々指摘してきた、ハイレゾ推しメーカーの新しい店頭広告がまたやらかしているのだ。 今回はさすがに怒りが込み上げてきました。今回はメーカー名を書いて、反省を促したい。。 ソニー / SONY それがとても非常識で残念なメーカーの名前です。 モニターを3台使った新しい大規模展示。長編の販促用

          呆れを越して怒る♦ハイレゾ推しのウスバカゲロウ♥

          レコードとハイレゾ

          最近、レコード盤が復活してきているようだ。新譜もCDと同時にVinyl版が出されるくらいである。 しかし一部のユーザーの間で、いろいろと困った解釈や誤解が起きている気がする。 ありがちな誤解の一つは、レコードはCDのようにデジタル化過程で高域音声をカットすることがないアナログ方式なので、再生帯域が広いハイレゾのように音が優れている、というもの。 確かに楽器の生音には可聴帯域外の20kHz以上の高周波音成分が含まれている。しかしレコード用に録音・記録・再生する過程で使用さ

          レコードとハイレゾ

          ハイレゾ販売現場でのカオス part2

          以前に下のようなハズカシイ内容の図で、ハイレゾキャンペーンが行われていることを書いた。 どうも、図からはフォーマット(PCM 96kHz/24bit⇔AAC 96kbps)よりも、ビジネスモデル(ハイレゾ⇔定額音楽配信)の比較に訴求の重心があるように感じる。 それならば、いつでもどこでも聴き放題とか、好みの似た曲の推薦とか、プレイリストとか、配信の諸々のメリットに対してはどうなんでしょうかね? まあそれは良いとして、上の図ではなんと最低音質レベルのAAC 96kbpsを

          ハイレゾ販売現場でのカオス part2