あまり知られていない話をします。隠れたリスクについて。「今経営がうまくいっている」と当人が思っている状態が一番危険です。ハインリッヒの法則では、1件の重大事故のウラに、29件の軽傷事故、300件の無傷事故（ヒヤリハット）があると言われています。一つの大事故にこれだけのリスクが隠れています。では、防ぐにはどうしたら良いか。

　ネットに載る前の新しい知見やビジネスアイディアを仕入れる事です。例えば仕組み化に課題を抱えていた企業では、他がうまくいった事例の新しい情報をうまく活用した会社では、これにより今までの売り上げが10%以上上がる事例がありました。これはヒントをうまく抽出した結果、かくれたリスクを事前に把握して対策できたからです。
　
　また、危険性はわかっているが情報収集にさく時間がない場合や、ネットを見ても良い情報にあたらない場合にも有効です。ネットにある情報は最近は古い事が多く、そのままでは使えません。代わりに言語化され、整理された新たな知見を得る事で無駄な時間を減らす事ができます。

　時間は命そのものです。退屈や暇に支配される時間が長いと自己肯定感も下がります。ネット検索はもう古い。新しい知見を得るのがおすすめです。
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