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台湾の鶯歌へ 〈陶華灼藝廊 THZ Gallery〉

台湾に行ってきました。
台湾のTHZ Galleryでのグループ展に参加しています。

ギャラリーは台北から電車で30分ほどの鶯歌という街にあります。
陶器が有名な街で、レトロな街並みに陶器のお店が100軒ほどありました。静かでゆったりとした時間が流れていました。
週末はとても賑わうそうです。

鶯歌陶瓷老街


THZ Galleryのみなさんと
展示
a sunny day
展示

ギャラリーのみなさんとは、今回お会いするのが初めてだったのですが
とても親切にして頂き、嬉しかったです。
オーナーさんが台湾の伝統的なお茶を淹れてくれました。茶道具やギャラリーの隅々まで美意識が行き渡っていて、洗練された空間で素敵でした。
あ〜いい時間だなあ〜〜〜としみじみ感じました。
制作中のあたふたや、ボロボロな姿で作業している時も好きですが、時にこんなに優雅な時間を過ごすことができるのもありがたいです。

お茶 (日本にはないフルーツも食べれました)

街で出会った人たちもみなさん親切で、帰国後に温かい何かが、ほっこりと心の中に残りました。
街のマッサージ屋さんのおじさんと、みかんを食べておじさんの家族の写真を見せてもらって、いろいろ話しました。
(マッサージは30分でお願いしたのに、45分もしてくれた)

久しぶりにお外に出ると、自分の考えがまとまったり、新しい発見があるので、今回は2泊3日だけでしたが少しでもそんな時間は大事だなあと思いました。


今回、考えたこと。ざっくり。
・東京でせかせかしすぎていたかもしれない。心の余裕は大事。

・プリミティブな要素を作品に入れたい。静かで洗練された空気感。

・陶器やアート作品や街を見る時にも、自分が好きな色や形や存在感がすぐに分かる様になってきた。それは、その物の世間的な値打ちを判断するのではなくて、自分の心が震えるものを地面に落ちている石ころの中からでも見つけることができるというか。物とコミュニケーションが取れるようになったということなのかもしれない。そしてそれは、より子供の頃の感覚にに近づいたということな気がする。自分のその感覚を信じられるようになった、と今回感じた。

・制作している瞬間、出会った人と過ごしている瞬間、美味しいもの食べている瞬間、今の瞬間を味わいたい。

・生活は全部遊び。

・みなさんからお力を借りまくり。これまでもずっと、たくさんの方々に支えて頂いている。ありがたい。

・闘いじゃない。楽しむ。


水餃子
夜の街の
石畳の道
陶器屋さん
買った陶器たち


展覧会は、12月24日までです。

想把喜歡的模樣​,放在未來的每一天​
To imprint the desired demeanor onto each coming day

陶華灼藝廊 THZ Gallery
展覽日期 Duration
2023/12/09—12/24
展覽地點 Venue THZ Gallery 
新北市鶯歌區尖山埔路45號
參展藝術家Exhibiting TOGAWA|三尾 あすか&あづち Asuka &Azuchi MlO|都築まゆ美 Mayumi TSUZUKI |楠章Akira KUSU |長沢郁美Ikumi Nagasawa

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