【 こころのくさり 】親子の葛藤
妻に言われて、ようやく気づいたことがあります。
※ あくまでも、私個人の考えとしてです。核家族や、個人、様々な家庭を、否定しているわけではありません。
自分のことを、完全に人に理解してもらおうというのは…
無条件で自分のすべてを受け入れてくれというのは…
そもそも、自分の親しかいないのではないでしょうか?
今さっき、そのことも甘えではないのかということに、やっと気がつきました。
女性が男性の中に、何を求めているのか、ぼんやりとわかってきましたが、私の中には? 男性の中には? そもそも無いと思います。
「完全なやさしさ」は、男性の中には、多分ないと思います…。
男性の中に「完全なやさしさ」を求めるのは…
どうなのでしょうか?
今の私は疑問しか浮かんてきません。
渡辺 淳一さんの「男と女」を読みませていただきましたが、やはりわかりません。
遺伝子が影響しているのかは解りませんが、そもそも女性になったことがないので、知るはずがないのではないでしょうか?
もし、正解だとしても、子供に自分と同じ思いをさせてはならないと、今は考えています。
親子の葛藤なども、アニメや物語や今の子達ならば、ゲームの中からでしょうか? その中から学ぶしかないと思います。
親が無くなる前までに、白い壁をじっと見つめて、何かが浮かんてくるまで考えてみれば良いとも思います。
自分の中にある問題を、人の中に求めたとしても、解決できるはずがないと、今は思います。
親を恨んてみたところで、それも過去の話です。
そんなことは、わかってはいるのですが、過去を変えることは、今現在ではできないはずです。
だから、今は幼い子供に優しくすることしかできません。でも、すでに彼のこころを傷つけてしまっていると、わかります。
私自身も、偉そうなことを言えるはずがないのですが、親だって苦しんでいたはずです。
今はそのことが、身にしみてわかります。
まだ、誰かを恨んている自分にウンザリする。
子どもの笑顔を見ていると、ずっと前に見た、恨んでいるはずの光景が、瞼の奥に浮かんでくる。
段々畑を見下ろしてみるが、ずっと広がる美しい景色や植物と鳥たちの羽音しか聞こえない。
「故郷は遠くにあって思うもの?」なんとなくだが意味がわかりはじめたような気がする。
さて、少し掃除でも手伝ってみようか…。
これはあくまで、個人的な見解です。
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