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ピアニスト、藍の使者になる

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自己紹介として、私がピアニストから藍の仕事をするに至った経緯をここでだけお伝えしています。「あいつは何を考えて藍の仕事をしている人間なんだ?」とお思いの方は、こちらをご覧ください… もっと読む
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日本の藍染めを大切に守る

 これから植物のタデアイや染め物の藍染めについて、思いつく限りの角度からお伝えしたいこと…

ピアニスト、藍の使者になる(1)

 8歳ごろから27歳まで、ピアニストになりたくて毎日ピアノを弾いてばかりいました。そんな私…

ピアニスト、藍の使者になる(2)

 音楽大学に進学し、イタリア人の先生に教えを乞うことで自分の「ルーツ」を意識することにな…

ピアニスト、藍の使者になる(3)

 音楽大学入学後、イタリア人の恩師から大きな影響を受けながら過ごしておりましたが、ある日…

ピアニスト、藍の使者になる(4)

 ピアノ修業を通して、自分の中でキーワードになっていった「ルーツ」。取り組みが進むほどに…

ピアニスト、藍の使者になる(5)

 誰にとっても「結婚」は人生の大きなターニングポイントであると思います。私にとっては、音…

ピアニスト、藍の使者になる(6)

 音楽から離れ、藍の道を歩み始めた私に見えてきた、藍の可能性と問題点。この先どうなるのか、どうしたいのか不透明ながらも、藍に惹かれるほどに自分の中の「ルーツの欠落感」が消えていくことに気が付き始めました。 1、基本は身土不二  藍に出会うきっかけとなったのは、手作り石けんにはまったことでした。これはまだ、会社を立ち上げる前の話です。  夫が極度の肌荒れに悩んでおり、化粧品から医薬品まで「良い」と聞いたものは可能な限り試していた中で、偶然手にすることができた手作り石けんがきっ