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組織論:目標設定の重要性についての考察 管理職教育は経営者の責任

2024.2.2
今回は「組織論」というテーマについて書いてみます。
組織が成果を最大化するためには何が必要か、成功する組織を作るためには重要なポイントがあります。

まず、組織には目的の設定が必要です。
このグループが何を目的に組織されているのかを明確にする必要があります。
既存の組織では、この点が不明確であったり、新人が入ってきた際に適切に教育されていなかったりすることがあります。
また、経過の時間とともにグループの共通の目的が希薄になっていきます。
目的のない組織では、各構成員の方向性が一致せず、バラバラで効率的な運営ができません。
組織は油断するとこうなる傾向にあり、よく見る光景です

目的はよく登山に例えられますが、まさにその通りだと思います。
目的が単に山に登るだけではなく、具体的に富士山に登るといった明確な目標が必要です。具体的なターゲットがあることで課題・ハードルや必要な装備等準備の分析・準備をこなうことができます。
だからこそ目標の設定やその周知が重要となります。

目的が明確であればあるほど、各個人は目的に向けてパフォーマンスを発揮することができます。
目的を設定するのはリーダーの役割であり、リーダーの最も重要な仕事です。
リーダーは構成員が目的に向かって一貫した努力をしているかを見守ることが必要です。
また、各個人に対して繰り返し目的を周知することも忘れてはいけません。
言わなくてもわかるだろうというのはリーダー怠慢です。

組織においては管理職の教育が非常に重要であり経営者の責任です。

目標に向かって組織として進んで行くわけですが、その途中には小さな課題が次々と起こってきます。小さな課題をその都度クリアーしていかなければなりません。
課題をクリアーしていくためのPDCAが有効になります。
PDCAについては別の記事で書いていますので、そちらも参考にしてください。

今日は組織論の第一回として目標の設定について書いてみました。

さて、今日はこの辺で
知識をinout 知恵をoutput
inoueでした。

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