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組織論:成功する組織を作る 管理職の仕事は適材適所でなく適所適材であるということ

2024.2.4
管理職には、規模に関わらず役割を明確にして組織を作る必要があります。
リーダー、戦略、経理、品質、営業、技術、現場、教育など、様々な役割が必要です。
組織の規模が小さくても、一通りの役割を備えることが不可欠です。

しかし、どの職場でも常に人材は不足しています。
全ての役割に人材を確保するのは難しいでしょう。
そのため、一人が複数の役割を兼任することになります。

特にリーダーは全体をカバーするために広範な役割を兼ねることになります。

組織においては、外部に出て稼いでくる「オフェンス」と内部を守る「ディフェンス」の役割が考慮されるべきです。
細かく役割を分けることができない場合でも、少なくともこの二つの役割を考慮しておくべきです。

優れた管理職は、限られたリソース(人材)をうまく活用して、組織を運営し成果を出すことができます。
組織全体の役割を認識し、自分の組織の強みを活かすために、どの役割を強化し、どのように人員を配置するかを決める必要があります。
形を正しく認識し、それに基づいて組織作りを進めることが重要です。

人材は常に不足しているものです。
だからこそ、教育の重要性が際立っています。
不足しているものは育てるしかありません。

最も不足しているのは優秀な管理職かもしれませんが・・・

「適材適所」という言葉がありますが、まずは必要な「適所」を作ることが重要です。
必要な「適所」がないまま役割を割り振ると、組織は歪んでしまい、例えば頭でっかちな戦略ばかりで機能しなくなってしまいます。

漫画の『攻殻機動隊』の公安9課の組織を見ると、必要な「適所」に「適材」が配置されていることがよくわかります。
ITを最大限に活用して最小限の人数で機能している点も見逃せないですね。
『攻殻機動隊』面白いですよね。

さて、今日はこの辺で
知識をinout 知恵をoutput
inoueでした。

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