「他人と比較しない生き方」 No.122
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2021年5月3日 「DAYONE日記」No.122
本ブログは、何か新しいことを始めるきっかけになることを書いていきます。
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人の気持ちが大きく揺らぐ原因の一つが自分に足りないものに気づいてしまうということです。
「隣の芝生は青く見える」ということばの通り、人は他人と比べる生き物だと思います。
他人はもっているのに自分には持っていない。
それは、物だけでなくスキル・ノウハウ・知識・情報もそうです。でも、それは、結局誰かと比較しているのです。
小学校の時、消しゴム落としが流行っていたのですが、その時に活躍するのが大きな消しゴム。周りの中のいい友達はみんな持っていましたが、自分は買ってもらえず…。何で自分だけという気持ちになりましたし、周りが羨ましく思ったあの気持ちに近いです。
多分、こんな経験は沢山あるのではないでしょうか?でも、本当は他人と比べても、あまり意味がないのです。キリがないのです。
正解のないものを誰が持っているかも知れないと思い込みしていて、それと比べてしまっているということです。
結局のところ、自分のないものを数えたりしてもキリがないのです。
仮に欲しいものを手に入れても、また別の「ないもの」を欲しくなるということです。それで本当に充実した人生といえるのでしょうか?
私も若い頃は、会社に一緒に入った同期達が、自分の知らない新しい仕事をしているをみて、自分もやりたいと思い、すこし勉強したり、自分にノウハウがないことに落ち込んだりしたのを覚えています。
それ以外にも、社会に出て専門的なスキルを持っている人に出会うと、よりそう感じます。自分もこんなスキルとあればいいなと思ったりしました。
でも、その発想ではずっと誰かと比較するだけの人生で、自分の人生を生きていないのです。
だから、「あるもの」に目を向けてみるという発想が大事になります。
日本に生まれたというだけで、すでに沢山のものを持っているのです。そして、それは幸せなことであり、感謝することです。様々な自伝などを読むと、自分は本当に恵まれた環境にいると実感できるのです。
ないものを数えず、あるものを数えたら、すでに沢山の幸福を持っている自分に気づけるはずです。
自分自身を一度考えてみると、よく分かります。
だから、自分の価値をしっかり自分で決めることです。これが自分だと思えばいいのです。そう感じるためにも自分との対話が必要です。
自分は…
「どうゆう人間なのか?」
「自分に何ができるか?」
「自分の強みや弱みは?」
それは、他人から聞いてもいいと思います。私が毎日やっているのは、前田裕二さんの「メモの魔力」に記載されている1000門の問いです。とにかく、自分という人間を過去から振り返ってみる、そうすることで、自分という人間を少しは見えてきます。
ただ私は、一気にできないので、毎日1問を毎日休むことなく書いています。今日で、606問目なので、もうすぐ丸2年になります。
毎日、自分について考えるから、自分の思考も深まっていくのだと思います。これは、結構オススメです。さらに、毎日やることで習慣化にもつながるので…。
そうやって自分という人間の価値を自分なりに固めていくことで、「自分」というのが出来上がってくるのだと思います。他人と比べることのない自分ご出来上がっていくのではないでしょうか?
「他人は他人。自分は自分」
どれくらいその姿勢を貫けるか、「ないもの」に目を向けるだけで、随分と心が穏やかになれると思います。
それだけで、人生が楽しく生きれるはずです。
どうせ一回の人生です。自分の好きなように、やりたいように生きるのも一つです。
それを望むのも自分次第。
どこまでいっても、自分がどう生きたいということに向き合う姿勢が大事になるということです。
私もまだまだこれからですが、一緒により良い人生にするために頑張っていきましょう!!
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