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「知行合一」で学びの定義を定めていく No.1102

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2024年1月9日 「DayOne日記」No.1102
本ブログは、何か新しいことを始めるきっかけになることを書いていきます。365日、1日も欠かさず発信します。
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おはようございます。

知識を持っているだけでは、意味がない。
まさに宝の持ち腐れ。

それらを行動に結びつけてこそ
初めて価値が生まれるものになる。

まさに、
「知行合一」という言葉に集約される。

ここ最近、
知識と行為の一体を考える機会が多く
そんなことを考えながら、
早朝からドラッカーの本を読んでいると
実践すべき大切な言葉に出会いました。

それは、次のような文章です。

ーーーーーーーー

政府は、
成果を上げる能力を
取り戻さなければならない。
再建されなければならない。

企業、労組、大学、病院のいずれであっても
再建には3つの段階が必要とされる。

第一に、機能しないもの、
機能しなかったもの、有益性や高い能力を
失ったものを廃棄することである。

第二に、機能するもの、成果を得るもの、
組織の能力を高めるものに集中することである。

第三に、半ば成功し、半ば失敗してるものを
分析することである。

再建のためには、
成果を生まないものを全て廃棄し、
成果を得るものは、
全て行わなければならない。

ーーーーーーーーー

という文章です。

これは、
経済活動における組織について
触れていますが、人間行動も同じだと
感じるのです。

人も何もせずに楽に流され続けていると、
いずれ再建、更生が必要になります。

でも、いきなり更生できるのか?
といえば、必ず順序があるはず。

その手順、プロセスが
まさに、ドラッカーのいう3段階に
当てはまるはず。

第一に、
機能していないものを廃棄。

これは、人でいえば
自分自身のバグやボトルネック、
悪循環を断ち切り、とり除くということ。

例えば、健康へ更生するために
タバコやお酒という悪習慣を断ち切る。
そういう事ですね。

そして、
第二に成果を得るものに集中する。

これも、人でいえば
自分が得意すること、自分の強み、
自分の出来ることに専念して、その能力を
発揮するということ。

そのためにも
自分自身を見つめ直し、強みを確認する。
そして、その能力を鍛えあげる必要があります。


そして、第三は、PDCAを回す。

これも人も同じで
行動に対して評価、分析を行い改善していく。
その繰り返しによって
全体の底上げを図っていく。

というプロセス。
これも、このプロセスだけを知っていても
意味がないのです。

この知識を持つだけでなく、
自らの営みの中で、実践していく。

そこで初めて、
この学んだことも活きてくるのです。
それが真の学び。

それを意識しながら
この取り組み、知行合一の精神で
しっかり取り組んでいきたいものです。

なぜ、学ぶのか?
それは、実践に活かすため。

これを忘れず闇雲に学ばず
実践出来るもの、必要とするものから
学んでいきたいものです。

それでは、皆さん。
本日も良い一日をお過ごし下さい。

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