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国際学会に行きたくなったら

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イベント参加料が高額 ②

当然のことながら、国際学会の会員割引は国際学会に入会している人が利用できる。

海外の学会に入会するのは意外と簡単。
入会金、年会費を払うだけでOKだったり、
すでに入会している知り合いからの推薦状(手作りでOK)と身分証明書pdfをメールに添付して送るだけでOKだったり、
それぞれの規約に従う。

海外の学会に入会して会員割引を利用する方が、非会員の参加料よりも桁違いにずっとお得である。

ただ

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イベント参加料が高額 ①

イベント参加料が高額 ①

日本の医学系学術集会の参加料は、10000円前後が相場のようだ。
規模が大きい学会であれば、資金確保の都合からか事前登録割引、会員割引、学生割引、職業別割引もあるので、もう少し安く参加もできる。

国際学会では、参加料が5万円以上の学会がザラにある。
しかしこれも事前登録割引、会員割引、学生割引、職業別割引がある。

オススメはやはり、事前にインターネットのカード決済で参加登録をする方法だ。

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イベント会場で配られる食事には期待を寄せない

イベント会場で配られる食事には期待を寄せない

日本で行われる研究会や学会発表の会場では

お昼にお弁当とお茶が配布される勉強会、いわゆるランチョンセミナー形式のイベントがある。

国際学会でも 一応軽食が配布されるのだが…

小さい青リンゴ1個だけのことがあった。
そのリンゴは硬くて歯が立たなかった。

巨大ラップサンド1本のこともあった。
丸かじりしようとしたら太くて顎が外れそうになった。リスのように抱きしめて端っこをポリポリ食べた。そのう

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イベントプログラムが郵送されてこない

イベントプログラムが郵送されてこない

国際学会では、インターネットの公式ホームページに情報が更新されていく。

いつの間にか演題抄録の募集が開始され

いつの間にか演題登録が締め切られ

事前参加登録期間も過ぎていく…

国際学会で何時からどこの会場で誰のどんなシンポジウムがあるのか

知らないまま学会の日が近づく。紙のプログラムは送られてこない。

自分が発表しに行くなら、ホームページから発表演題の登録を済ませておけば、または事前参

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広すぎる!国際学会のメインエントランス

広すぎる!国際学会のメインエントランス

国際学会の会場は広大だ。

建物の入り口から会場受付まで500m近く歩いたこともある。

受付から、見たい発表の会場までも800m歩いたこともある。

聞きたい演題や自分の発表がある時は余裕を持って行動したい。

その分、会場のスケール、企業ブースの盛大さは圧巻。自分の発表を控えている人は、その壮大さに飲み込まれないように。

誘導してくれるスタッフはあまり見かけない。日本の学会スタッフがとても親

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外国へいつ行けるか

疑問:国際学会の開催シーズンはいつだろう。

国際学会は基本的にハイシーズンに組まれる。

足元を見られているのだろうか。旅費は高く設定されてしまう。

6ヶ月先を見越して今ネタを考える

6ヶ月先を見越して今ネタを考える

演題の締め切りは発表の6ヶ月前国際学会の発表演題の登録はそれぞれの学会のインターネット公式サイトから行う。

(もちろん英語でやる、旅行チケットのように代行してくれるサイトはない)

参加人数が多い国際学会であれば、開催の6ヶ月前に演題登録が締め切られるものもある。国内学会よりもだいぶ早い。

演題採択率が低いしかも演題抄録の審査がある。採択率は50%以上と厳しいものもある。

この狭き門を通過す

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日常の延長線上に世界がある

日常の延長線上に世界がある

世界には、自分と同じようなテーマで仕事をしている人がたくさんいる。

日本国外の学会(国際学会と呼ぶ)、研究会、発表会、留学を経験すると、自分の日常の延長線上に世界があることに気づく。

国際学会に行きたくなったひと、

行かなくてはならなくなったひと、と

国際学会のイメージが膨らむようなnoteをシェアできれば嬉しい。