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#385 主観と客観を見分ける力

 情報教育という言葉があります。高度情報社会の中で生きる私たちは、インターネットという巨大な知識の井戸から、必要な情報をいとも簡単に取り出すことができる。

 一方その巨大な井戸の中にある情報が全て正しいとは限らない。時には悪意を持って歪められたり、客観的な根拠のない情報もたくさんある。

 21〜22世紀に生きる次世代の子ども達が幸せに生きていくためには、情報というツールを適切に扱う力が求められます。

 情報は主観と客観が入り混じることで、歪んでいきます。そんな時、私が大切だと思うのは、その情報が事実か主観かを判別する訓練を幼い頃から癖付けること。
 
 令和5年度の全国学力・学習状況調査の調査(英語)の大問5の(2)にこのような問題が出題されました。


 内容は非常に単純だが、その意図と目的は明確で、理にかなっている。情報には主観・客観・傾向・事実・解釈など様々な要素が付随するからこそ、その情報を様々な角度で捉えなければならない。

 情報の出し方1つで、相手の印象を変える力があるからこそ、その情報の取り扱い方を学ぶ必要があるのです。


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