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「知らない・分からない」は悪いことじゃない。むしろ良い。

おはようございます。
新年度がスタートしましたね。
月曜はじまりだったこともあり、まだ2日しか経っていません(笑)

皆さんのまわりでも、人や環境の変化があっているのではないでしょうか?

ぼくの職場では、4月1日付けで、メンバーがガラッと変わっています。

ぼくとしては、異動はなかったのですが、
上司は2人とも替わりましたし、部下となる職員さんも2人が替わりました。

まぁ、大変(笑)

この時期が忙しいポジションでありながらも、さらにこの異動で、てんやわんやです。

特に、部下となる職員さん2人のポジションが、この時期忙しいかつ、元のお二人は在籍も長く経験豊富なお二人でして、その抜けられた穴はとてつもなく大きく、さらには、新たに来られた2人は、その業務に、全くの未経験です。

本来なら、ぼくが教えたりしないといけない立場なんですが、ぼくもハッキリ理解・把握できていない部分も多かったり、はたまたこの年度始めで忙しいし、はたまた替わられた上司さんの方の対応も必要です。

まぁ、大変(笑)


で、自分で言っておいて、なんですが、何か、割と良いこと言ったなと思うセリフがありました。

全く未経験の部下さんに、
『知らないことは悪いことじゃないですよ』って伝えました。

「全然自分が分かってなくて、スイマセン!!!」みたいな感じなんですが、そりゃ知らなくて当然。
今まで、そんな業務にあたったことが無かったわけですから。
新たな世界に飛び込んできています。

転校してきた初日に全員の顔と名前が分かっているわけではありません。

その扉に入ったら、その先の世界があります。
これまで出会ってなかっただけ。知らなかっただけ。
全然OK!!

今から学んでいけば良いんです。

むしろ、「今まで経験して来なかったり、こんな未経験な部署へ配置させた人が悪いと思いましょう!!」(笑)
なんて、人のせいにでもしてみて、ケセラセラ。どうにか乗り切っていきましょう。

この度、転出された方も引継ぎで言ってくださいました。
「みんなで助け合って乗り越えてください!」(笑)

ホントに、その心情です。
昨年度から引き続きの部下くんも、とってもバックアップしてくれていて、頼もしい限りです。


『知らない』というのは、ある種、特権です。

分からないことは聞いた方が早い。
厳しい人は、自分で調べてから聞いてこい。なんて言う人もいるかもしれませんが、それじゃ時間がかかるし、合っているかどうかも分かりません。
それは暇な部署の人がするやり方です。

知らない、分からないことは、どんどん聞きましょう!

知っているフリをするのが一番困ります。
『知らないので教えてください!』
これは特権です。
ぜひ、思い切って質問していきましょう!教えてもらいましょう!!

(笑)
2年前の今日も、全く同じような記事を書いていますね。

こんな記事もあります。


とは言え、学習せずに、何度も何度も質問するのは良くないですね。

なので、新人部下さんに「15回までだったら同じことも質問してもらって大丈夫です!」とお伝えしました(笑)

そしたら、同僚の部下くんが「1万回までなら良い」と言っていたそうです(笑)。

1万回言っても分からないんだったら、何回言っても分からんやろなと話したら、「1万1回目は、何か変わるかもしれませんよ!」ってドリカムみたいなことを言っていました。

そんな、転入者に優しい職場で、ぼくはとっても嬉しいです。


さて、『知らない』『分からない』と思えるのは、むしろ、良いことのように思います。

良くないのは、
思い込み、間違って認識している。
分かっているようで分かっていない。
知らない、分からないということにさえ、気付けていない。


最近、高校生の息子1号に勉強を教えようとしているのですが・・・

これがまた大変なことに。

『何が分からないのかが、分からない』という状態です。

この問題は分かる?
と問うと、「うん、分かってる」と答えます。

この英語は分かる?
と問うと、「うん、たぶん分かる」と答えます。

解き方、和訳してもらいます。
微妙に違っていたり、根本的に違っていたり、本質を逸脱していたり。

つまり、分かっていないんです。

『あ〜、100あるうちの80までしか分からん』
『まるっきり分からん』
そんな感性があると、きっちり理解していくことができます。

つまり、分からないことを明確にしていくことが重要です。
ある種、『テスト』というのは、そういう目的だと思います。

ここまでは分かっていて、この部分は分かっていない。

そんな明暗をハッキリさせていくことが重要です。

なので、知らない、分からない。
そう思えることは、とっても良いことです。
それに気付けているだけ、OK!と思いましょう。


新しい環境の人も、そうでない人も。
こうした部分に自問自答してみて、よりクリアに、鮮明に、乗り越えていきましょう!!!


今日もご覧いただきありがとうございます。
貴重な時間のなか、この記事をご覧くださってありがとうございます。


冒頭のイラストは、TOMO|noteさんの作品を使用させていただいています。
いつも、ありがとうございます!!!


<1年前の”今日”の記事★>


<2年前の”今日”の記事★>

これは先ほどのとおりです!!

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