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140字小説【百円の使い道】

「百円足りません」スーパーのレジで店員に言われ焦るお婆ちゃん。持ち合わせが足りないらしい。カゴの中にはカレールーと具材。一人分にしては多すぎる。今日は孫が泊まりにやってくる?勝手な想像をしていると、お婆ちゃんの手からこぼれた小銭。僕は拾うのを手伝いながら、そっと百円をプラスした。

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