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閃光(spark)

はじまりの音は海底から響くように (深く低く、重なり合い、更に深く)

君の生きる世界は白く (百合や石灰、あるいは1つのきらめき)

影は寄り添い、グラデーションが生まれ、
やがて本当の黒に成る


「ねぇ、知っているのなら教えてくれない?」


本当に私たちはここに居るのかここには何が潜んでいるのかそれでも私は私であるのか

自問の螺旋は塔を描き、足元が崩れる寸前で1つの道が出来上がる


続いていくのかな、この先も


終わりなき道などに執着はないけれど


ここで私たちは生まれたの
そう誰かが呟いて、山の頂から私たちは地に足を付ける

そうして歩き出すその1歩目の重力たるやと笑ってみせて


ねぇ、足元から伸びる1本の道が見える?


君に答えを聞く、いずれ君が手にする答えを

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