マガジン

  • 異日常を求めるわたしの旅の記録

    私は、観光地をめぐるよりも、その地の生活(異日常)を感じる旅が好きです。そんなこだわりの詰まった旅の記録を残します。

  • 偏ったこだわりを発散する場所

    自分のこだわり、好きなもの、感じたことを呟いて発散します。自分のペースで投稿します。

  • そこらへん。(2019/06/30~08/19)

    そこらへん の”そこ”とは、 「そこだよね」「そこかよ」「そこが好き」の”そこ”だ。 ”そこ”は、人のこだわりや好き嫌い。 いろんな人がいていろんなものの捉え方がオッケーな社会になっているから、利便性よりもこだわり、ニーズよりも好き嫌いによってものごとが進んでいく。 起業やパラレルワークなどの仕事の取り組み方だってそうだし、暮らし方や、まちづくりだって、ひとりひとりが抱いている”そこ”が原動力になっている。地元が好き。旅先で訪れたまちが好き。そんな人が増えているけど、そこで暮らし、働こうとすると、仕事とか、アクセスとか、いろんなハードルがある。でも、好きになった場所で、好きなことを突き詰める生き方も、​案外やってみるとまくいくかもしれない。そこらへん。 は、旅や日常のなかで、そんな”そこ”探しをするマガジンだ。

最近の記事

思い切って冒険しようとした結果、県内の小旅行になりトホホな話

弟が東南アジア周遊の旅から帰ってきた。 ベトナム→カンボジア→ラオス→タイを巡ってきたらしい。 深夜のラオスで野良犬3匹に追いかけ回されて命の危機にさらされた話や、 丸2日かけてラオスからタイのチェンマイに向かって、メコン川を船で移動した話、 途中でスマホを水没させ、ラオス→チェンマイ→日本を移動する間スマホなしかつ行き当たりばったりの旅をした話など、 沢山の壮絶なエピソードを聞いた。 私には真似できないような壮絶な旅をして逞しくなった弟を見て、私も背中を押され旅に出たくな

    • カルチャーショックと風邪っぴきベトナム旅🇻🇳

      家族でベトナムに行ってきた。 私は国内旅行はしょっちゅう1人でもぶらっと行っちゃうくらい好きだが、海外にはあまりいかない。コロナもあったので、数年ぶりの海外。 ベトナム旅でたくさんのカルチャーショックを受けてきたので、忘れないうちに書き留めておきたいと思う。 ザ・東南アジアカオス、ハノイ 行き先は、ベトナムの首都ハノイ。 都市の規模はホーチミンほど大きくない程よい都会で、フランス植民地時代の面影もあり東南アジアとヨーロッパが混ざった町並みを楽しめる。 初日は、バイクの多

      • 何者でもない私が文章を書くということ

        なるべく文章を書きたいと思っている。 なるべく日常生活の中で文章を書く時間を設けたいと思っている。 エッセイストに憧れる。 私は文章を書く仕事をしているわけでもないし、将来ライターや小説家をなりわいにしていこうとは思っていない。ブログでたまに発信して、知らない人からいくつかの”いいね”が付いてニヤニヤする程度でいいと思っている。 でも、エッセイストにはほんの少し憧れる。私が書きたいと思っているのはエッセイの類のものだから。なんでもない日常を自分の視点で切り取って、それが読

        • 自分らしさへの執着

          突然だが、私は比較的社会性のある人間だと思う。 だからこその人生の苦悩を記したいと思う。 社不な家族 私の両親は自営のデザイン事務所をやっている。 フリーでやってることと広告系の職業柄が相まって、家族の雰囲気は自由で格式張っていない。よく言えば自由で先進的、悪く言えば社不だと思う。 東海出身の両親は、名古屋や東京などの都会で働いたのち、移住ブーム到来前から埼玉の田舎町に移住した。土地にも縛られていない。 サラリーマン一家とは異なり、子供ながらに親はいつ仕事をしているんだろ

        思い切って冒険しようとした結果、県内の小旅行になりトホホな話

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        • 異日常を求めるわたしの旅の記録
          3本
        • 偏ったこだわりを発散する場所
          20本
        • そこらへん。(2019/06/30~08/19)
          4本

        記事

          「休職OL、ちびまる子ちゃんと歌川広重を感じる旅をする」の巻

          仕事に疲れ、休職中の現在。 お金はないけど時間はある大学生状態。 神戸から実家のある埼玉に帰省するにあたり、新幹線は高いし、夜行バスはつまらないし、あえて電車で向かってみようと思い立った。 一気に行ったら11時間以上かかり、寄り道する余裕がないので、中間の静岡で一泊して2日に分けて電車旅をすることにした。 まずはレトロ純喫茶で一泊 1日目はゆっくり昼に家を出て、寄り道せずに6時間ちょっと電車に揺られ、神戸から静岡駅まで。大好きなさくらももこさんのエッセイを読んで静岡への

          「休職OL、ちびまる子ちゃんと歌川広重を感じる旅をする」の巻

          職業病に憧れる

          職業病がつい出ちゃう人間になりたいなと思っている。 ちなみに、ここでいう職業病とは、仕事が原因で起こる病気を指す言葉ではなく、日常生活の中でも仕事の癖が出てしまうと言う意味。 職業病がでちゃう人は、公私混同するくらい仕事に熱中できているということだし、プロって感じがする。 私は無理に好きを仕事にするというよりは、仕事とプライベートがグラデーションになっていて、仕事で得たスキルや視点を自分個人の活動にも活かしていけるような、そんな働き方、生き方をしたい。 たとえば私の関心ご

          職業病に憧れる

          社会人3年目、改めてやりたいことを宣言します。

          3年前の抽象的なやりたいこと宣言 私は、約3年半前の就活生の頃のブログ記事で、自分のやりたいことを宣言していた。(記事はコチラ) その記事には、私のやりたいことは「マイナスな状況にいる人の、元々持つ(生かしきれてない)魅力やポテンシャルを見出し、可能性を最大化させ、プラスの状況にする!!」と書かれていた。 要するに、何か課題解決する際にすぐ新しいものを作るのではなく、ありのままの魅力を生かしていきたいということだ。 非常に抽象的だが、当時の自分にとってはコレだ!と思える言

          社会人3年目、改めてやりたいことを宣言します。

          やっと気付けた「好き」が消えちゃうのが怖い〜実写版「耳をすませば」の感想文〜

          先日、実写版「耳をすませば」をみてきた。 ジブリっ子な私が、ジブリの中でも最も好きな「耳をすませば」。 好きすぎて、少なくとも20回は見た。 リアルな日常の中に潜む小さなファンタジーが描かれており、いたって普通の風景がキラキラして見えるあの作品の世界観が大好き。 (余談だが、私はファンタジーすぎるとその世界観を理解するのに精一杯でストーリーが入ってこなくなるから、その手の作品はちょっと苦手。) また中学生時代、勉強や部活に感情を押し殺しながら向き合い、青春を棒に振った自分

          やっと気付けた「好き」が消えちゃうのが怖い〜実写版「耳をすませば」の感想文〜

          noteを書く心の余白が欲しい

          お酒を飲んで気持ちが良いので、久しぶりにブログを書いている。 最近ブログに書くテーマがない。 ブログに書くほどの出来事がないのではなく、ブログに書くほど、感情の動きや日常の中での”気づき”がない。 去年の私が同じことを体験していたら、もっとたくさんの”言葉(=湧き上がる感情)”が生まれているんだろうな〜と悲しくなる。 理由はいくつか考えられる。 昔は何か気づきがあった時はメモを取っていたが最近は取っていない、言語化するのを怠っている。 社会人になって自分の感情を抑え込む

          noteを書く心の余白が欲しい

          ミックスジュースとたまごサンド。

          「ミックスジュースとたまごサンドください!」 私が新開地のとある喫茶店でアイスカフェオレを飲みながら、本を読んでいたら、おばちゃんが、颯爽と店に入ってきたや否や、まだ席にも着く前に慣れた雰囲気でそう注文した。 「負けた」と思った。 その時の私には、今飲んでるアイスカフェオレよりも、ミックスジュースとたまごサンドが、とっても美味しそうに思えた。それに対して、自分が注文した”それ”はとっても陳腐に思えた。 アイスカフェオレで妥協した自分は、保守的になっていたとひどく悔いた

          ミックスジュースとたまごサンド。

          「この街が大好き」な人たちが住む街に、住み始めました。

          思い切って24年間生まれ育った関東を飛び出し、神戸に住み始めて4ヶ月が経った。 神戸に初めてきたのは、去年。私がここに住み始める前に、神戸にきたのはたった一回。 去年の10月、修論の調査で関西3都の銭湯を周遊していて、初めて神戸に降り立った。 第一印象は、「横浜よりショボいな。」だった。 でも、その日泊まった宿の近くの水道筋商店街はとても印象に残っていた。こんなに元気な商店街が日本にまだあるんだ、と。 余談だが、私は商店街が好きだ。でも今の地方の商店街の多くがシャッ

          「この街が大好き」な人たちが住む街に、住み始めました。

          私は、まっさらです。

          こんばんは。そして、お久しぶりです。 恐ろしいことに、前回noteを書いたのが7月でして、そこから月日は経ち、あんなに恐れていた修論も書き終わり、とうとう社会人になりました。 1日、2日は入社式と研修で、明日はとうとう初出勤です。このような「これからどうなるんだろう」という、ちゅうぶらりんな状態の時こそ感情を対外的にアウトプットすると面白いんじゃないかな、と思い、今回筆を執った次第です。(久々に論文以外の文章を書くので、もともと稚拙な文章が更に稚拙になってると思いますが、

          私は、まっさらです。

          マックデリバリーの冒険〜in東京の東南アジア「蒲田」〜

          最近の趣味兼バイトとしてやってる、マックデリバリーについてお話ししたいと思う。 最近就活も終わり、本格的にお金を稼ごうと思っていたところ、見つけたのがマックのデリバリースタッフ。 タイミーというアプリで、東京都内の様々な地域のデリバリースタッフをややっているのだが、最近楽しくてしょうがない。8月以降は内定者バイトも始まり、なかなかできなくなるので残念だ。 デリバリーをやってると、いつもとは違ったまちの見方ができるので、とっても楽しい。 東京都内に遊びに行くことはあって

          マックデリバリーの冒険〜in東京の東南アジア「蒲田」〜

          泣きながらも自分を貫いた就活の結末

          先週就活が終わりました。 この記事は、今後働くにあたって初心を忘れないように、未来の自分に対するメモとして綴ります。 内定をいただいたのは、第一志望のマザーハウスという会社。 高校生の頃、母校の川越女子高校に社長の山口絵理子さんが講演に来てくれて、理由はわからないが感動した記憶がある。 そこから特に関わることはなかったし、正直忘れていたのだけど、3月就活がスタートしたあたりの時期に、たまたまインスタで説明会の広告が流れてきて、あー懐かしいな、と目に止まって申し込んだのがき

          泣きながらも自分を貫いた就活の結末

          友達は多いのに、人との関わりに抵抗がある理由

          昨日、とあるプログラムに参加し、久々にチーム対抗のスポーツのようなことをした。久々にいい歳した大人たちが本気で体を動かして、とても楽しかった。 そのチームメンバーでアクティビティ後の振り返りをしていたときの気づきが面白かったので共有したいと思う。 私は昔からチーム戦、団結して何かをやることに抵抗感がある。皆が熱くなっても冷めていってしまうタイプだ。でもスポーツは好きだし、負けず嫌いなので、手を抜くわけではない。ただし、モチベーションが「チームのために!」「ONE FOR

          友達は多いのに、人との関わりに抵抗がある理由

          私の弟は、自分の心を読む超能力を持っている。

          今日は弟の話をしようと思う。 私には、5つ年の離れた弟がいる。今年大学1年生になった。かなり自分のこだわりが強く、偏屈だ。一つの物事にハマりやすく、多趣味で、1人の時間が大好き(友達も多いけどね!)。私と正反対の性格をしている。 そんな弟の超能力に気が付いた。 弟の超能力大人になっていく過程で、周りに気を使うようになって次第に自分の心の声が聞こえなくなってしまう人って多いんじゃないかなって思う。社会に出て、自分の思ったことをそのまま口にする人はなかなかいないし、オブラー

          私の弟は、自分の心を読む超能力を持っている。