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【初心者のためのライブレポ_ライブ編】 ヒグチアイ バンドワンマンライブ

YouTube Music にてヒグチアイの楽曲を聴いているリスナーの上位0.1%に食い込んでいる私が、9月2日(土)にVeats Shibuyaで行われた『HIGUCHIAI band one-man live 2023 [ 産 声 season2 ]』に行ってきました!

ヒグチアイは前々から好きでしたが、ライブには行ったことがなかったため今回が初めてのライブ鑑賞となります。

「初めてのライブ」や「久しぶりのライブ」って不安になることが多いですよね? なので今回は「初心者のためのライブレポ」として、私がドキドキと不安になっていたことや、ホッと安心したことを書いていきたいと思います。

書いていたら長くなってしまったため2本に分けました。こちらはライブ編になります。Veats Shibuya編は下記からどうぞ。

・初の生ヒグチアイ!

ライブが始まり、バンドメンバーと共にヒグチアイがステージ上へ出てきました。初めて生でヒグチアイを見れたことに感動しました! 本当にいるんだなと思っちゃいましたね。ここ最近別の人でも思いましたが、生で見ると自分が同じ世界に生きていることを実感しますね。

1曲目は「縁」から始まり、好きな曲であるため一気にテンションが上がります! 2曲目が「自販機の恋」でラブソング三部作がいきなり登場。この2曲でファンの心を鷲掴みにして離れないようにする感じに惹かれますね。

・感情の起伏が激しいライブ

正直なところ、ライブ内容についてはつよぽんさんの記事を読んでもらえればと思います。ここに全て詰まっています。4曲目の「猛暑です」であった『絶対』のくだりはみんな後悔したと思います(笑)

私はヒグチアイのライブが初めてでしたので知らなかったのですが、ヒグチアイ自身のライブとしてスタンディングよりシートでのライブが主なようですね。

「バンドワンマン」とわざわざ記載している通り、他のライブでは弾き語りの方が多いようで、今回のライブみたいに「みんなで賑やか」みたいなライブは少ないのでしょうか。

バンドライブで聴く「最初のグー」や「猛暑です」があそこまで楽しめる楽曲とは思いもしませんでした。歌い踊りたくなるくらいノレる空間でしたね。ただ、ロックバンドのように腕を振ったり、体を揺らして聴いている人は少なめな印象でした。静かに聴けるのも魅力なのかもしれません。

そうかと思えば、「恋の色」や「劇場」のように、心に歌声が染み込んでくる楽曲も多くあり、感情の起伏が激しすぎて狂ってしまいそうでした。「悲しい歌がある理由」の時はみんな泣いていましたね。

・こわいバンドメンバー

今回のバンド編成でのライブは初めてということでしたが、かなりまとまりの良いバンドだったと思います。「ライブで聴くヒグチアイの楽曲ってこんなに生命力あふれるものなんだ!」とビックリするはずです。

バンドメンバーは下記の通りです。
Ba 御供信弘
Dr ナガシマタカト
Gt 尾身琢磨

ギターの尾身琢磨が演奏するソロがめちゃくちゃカッコいいんです。長野公演に行かれる方は注目して聴いてもらいたい。

また、リズム体が非常に優秀でした。ベースの御供信弘はウッドベースとも持ち替えで演奏していたみたいなのですが、私からはあまり見えなかったので残念でした。演奏中に手拍子を始めて、静かに聴くことに慣れてしまっている観客をのせる姿には余裕が感じられました。

そしてドラムのナガシマタカト。めちゃくちゃパワフル。ドラムを担当しつつパーカッションもこなしており、静かな楽曲も激しい楽曲も彼の演奏が活きていた。バンド編成の肝になっていると感じられた。ヒグチアイを生かすも殺すもナガシマタカト次第……。恐いドラマーだ……。

・ヒグチアイの優しさ

私はこのライブまでヒグチアイを見たことがなかったため、かなりキツイ人なのだと勝手に思っていました。

歌っている楽曲も悲しい歌やつらい歌が多く、アーティスト写真もスンとした印象があったため、「クールビューティー」みたいに感じていました。

ただ実際にはそんなことはなくて(もちろんクールビューティーじゃないわけではないです)、ヒグチアイはかろやかで可愛らしい人でした。トークの内容を聞いていく中でヒグチアイの「優しさ」を知れたと思います。

「乗り越える」とか「許す」とかそういうことではなく、共生していくスタンスがヒグチアイの優しさを生んでいるのかと思いました。

ライブ中にも何回もバンドメンバーの紹介をしたり、何回もホールに向けてお辞儀をしたりと、行動でも優しさを感じます。
メンバー紹介の最後に「そして、せ−のっ、ヒグチアイでした!」と言ったところで会場のみんなが「かわいい(笑)」と心を掴まれたはずです。

・バンドもいいね! 弾き語りも聴きたいね!

今回はバンドワンマンライブでしたが、年末には独演会も開催されます。弾き語りの際には今回のライブでは演奏されなかった楽曲も披露されると思います。私の好きな「わたしはわたしのためのわたしでありたい」も演奏されるかもしれませんね。

久しぶりに最高のライブと出会えた1日でした。



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